時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

認知症予防にウォーキング

物忘れが多い。名前を思い出せない。ヨッコラショと立ち上がっても、さて、何をしようとしていた。。
最近、そういうことが多い。もっとも、これは私だけではない。
年をとったんだなぁ。でも、これは老化現象であって、まだ病気の段階ではない、と思っているのだが。

厚生労働省の「認知症高齢者の現状(平成22年)」という資料によると、次の通りである。

認知症高齢者の現状(平成22年)
○ 全国の65歳以上の高齢者について、認知症有病率推定値15%、認知症有病者数約439万人と推計
また、全国のMCI(正常でもない、認知症でもない(正常と認知症の中間)状態の者)の有病率推定値13%、MCI有病者数約380万人と推計
介護保険制度を利用している認知症高齢者は約280万人

 先日、市の記念事業の一つとして認知症講演会が開催され、二人で参加した。その一部を紹介する。

・2012年認知症高齢者462万人、予備軍(軽度認知障害)400万人と推計。(2012年高齢者3079万人)
・H22国民生活調査によると、要介護状態になる原因は、認知症が15.3%、これは脳卒中21.5%に次ぐ。
・次第に老化していくことを止めることは出来ない。しかし、認知症の発症を遅らせることは出来る。
・そこで、ウォーキング(有酸素運動)や趣味活動で認知症予防活動を!
・歩幅を広げややきついと感じる程度の早歩きウォーキング1日30分を週5日、1日目標歩数7~8千歩。
・人と積極的に付き合い、仲間を作って楽しく、ウォーキング・料理・パソコン等趣味を長く続けよう。
・これからは他人に頼り過ぎてはダメ、自分で・家庭で出来ることから。

65歳以上高齢者の認知症及びその予備軍は4人に1人を超える。私もその年代に入りつつある。
以前、朝起きて階段を降りるときの第1歩、左ひざに若干の違和感があった。
歩けなくなると困るので、歩けるうちは歩こう、と数年ぶりに始めた朝ウォーキングであった。
歩く速度は普段6km/h程度。でも今朝は往復ともに6.5km/h近く、公園周回では5.3km/h程度。
どうしても綺麗な一筆書き軌跡にしたくて、周回では遅め、往復は遅れを取り戻すために早めに歩いたのである。

帰宅してからカシミール3DGIMPを使って図をまた作成していたのだが、途中でやめた。
公園という狭い範囲では測定誤差が目立ち、コースを外れたようになって綺麗な軌跡ではないこと、またそれ以上のこととして、一筆書きで歩いた軌跡を誰が何度も見たいと思うだろうか!!

9月第3月曜日(今年は9/15)は敬老の日。2013年日本人の平均寿命は男性80.21歳、女性86.61歳。