ある日、ブログ巡りを終えネットぶらぶらしていて次のような記事を見つけた。
世界35カ国で翻訳、シリーズ320万部を突破している小説『コーヒーが冷めないうちに』。世界中で話題のシリーズを東洋経済オンライン限定の試し読みとして16日に分けて配信。
シリーズの計3話分を16回に分けて掲載、その日は15回目のようであった。ということは、もうすぐ終わりじゃないか。慌てて初日(昨年12/29)配信のデビュー作第1話1回目から読み始めた。そして、シリーズ第2作第2話最終回(1/7配信)を読み終えたところである。
調べてみたところ、脚本家・演出家である川口俊和さんの小説デビュー作が『コーヒーが冷めないうちに』であり「恋人」「夫婦」「姉妹」「親子」の4話、シリーズ2作目が『この嘘がばれないうちに』で「親友」「親子」「恋人」「夫婦」のやはり4話、シリーズはさらに『思い出が消えないうちに』『さよならも言えないうちに』と続いてるようである。このうちの3話が無料で読めるということである。
文庫本や単行本はもう何年も前から買っていない。これからの読書は端末で、と言いながら数年ぶりに始めた読書もいつのまにか途切れていた。コーヒーが冷めないうちに…、ついつい引き込まれた久々の読書であった。
この3年間(いや、それ以上)、何をやってきたんだろう、何を楽しんできたんだろう、この小説が映画になっていたということも知らなかった。世の中の流れにちっとも乗っていない自分がいた。
過去に戻ってもどんなに努力をしても現実は何も変わらない。
過去が変えられなくてもこれからなら、未来ならどうにか…、老い先短いけど、変えられるものなら変えてみたい。え、もう間に合わない?
- - -(1/16追記 シリーズ第3作第2話を読み終えて)- - -
「死んだら終わりなんて言わせないんだから」
(死んだら終わりだと思っていた)
「だから、がんばって、ね?」