時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

チチコグサ

芝庭に花が咲く。どこから飛んできたのか、もう何年も前から、ニワゼキショウネジバナが咲く。最近は芝庭の端っこにもツキミソウ *1 が咲くようになった。可愛い花だからまぁいいっかと黙認していて、花が咲いている間は芝刈り・雑草取りをしない(さぼる、とも言う)。これらの花が咲くのはまだ許せる。それ以外の花が咲くことがあるのだ。おっ、これは何だ、と思ってるうちに種子をつけ、それがふわっと飛んだのだろう。昨年、芝庭のあっちこっちに点々ではなく面のようにびっしりと広がってしまった。地面にへばりつくような感じだから、一つ一つ手で取り除くのは時間と労力の無駄となる。いや、不可能である。その雑草はチチコグサ。寒くたって元気なようで、緑を保ったまま冬を越し春になった。

葉から薬剤を吸収すると根っこまで枯らすという除草剤、その除草剤を散布するなら、芝が枯れていて薬剤を吸収しないであろう春先ではないか、芝に影響があるかもしれないが駄目元で、と試してみた。2週間以上経った。ほら、ご覧、あの雑草、元気がなくなってきたぞ。

次第に暖かくなってきた。例年よりは少ないけれど今年もニワゼキショウが咲いた。でも、除草剤を散布した範囲はまだ茶色が多く残っている。芝やその他雑草がまだ緑を取り戻せないでいる。地面に浸透した薬剤は影響ないと書いてあったが、芝は枯れたように見えても吸収したんだろうか。とにかく、芝庭にまだら模様ができた。そして、散布を免れたところではあのチチコグサが活動を始めようとしている。

雑草取りは早め早めに行いましょう。

*1:だいぶ前に月見草を数株いただいた。繁殖力が強く年々増えてきた。