時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

年取ると何回も言う

雨の心配で取り止めた撮歩、次の日は降らない予報、でも、カミさんの出かける予定がない。しょうがない、とりあえず聞いてみるか。
「明日、行くんだけど。行くかい?」「一人で行ってらっしゃいな」「多分、一緒に一度行ってると思うんだけど。(私のブログを見せながら)こんなところ」 分かった様子ではない。「行ってくれば」「そうするか。あ、思い出した.数年前に道の駅巡りをしていてその帰りにバラ園に寄ったんだよ」「あ~、思い出した」って本当かな。「どう、行くかい?」「そんなに何回も聞くんなら、行くわよ」「えっ!(自由に撮って歩けなくなるじゃないか)」何回も言うんじゃなかった。

そして翌朝、私はこう言った。「さぁ、行くぞ」ではなく「一人で行っていいかい?」、そして付け加えた。「紅葉の方がいいから一緒に行くのはそのときにしよう。その方がお互いにいいと思うんだ」