時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

暗闇の中

多くの方が眠り、また、草木も眠るという丑三つ時 *1、目が覚めた。あぁ、またこのまま眠れなくなるのか。薄暗い中、掛け時計を見てそう思った。と、突然、部屋が真っ暗に。停電? いや、違う、隣室から仄かな明かり。そうか、ナツメ球(常夜灯)が切れたんだ。

寝る時には常夜灯を点けている。だいぶ前になるが、真っ暗な方が良く眠れるだろうと消したことがあった。夜中に目が覚めた。トイレに行こう。暗い中、勘を頼りにドアに向かった。でもその向きを誤った。そして、柱と喧嘩して顔から出血。という騒ぎがあって以来、真っ暗闇は止めた。

次第に暗さに慣れてきた。眠れないのでいろんなことを考えた。思った。11年前、大地震・大津波で多くの方が亡くなった。最近ではコロナ禍から抜け出せないでいる。自然災害や事故、病気に打ち勝ちたい。日常の平和な社会・生活を維持したい。そんな中、事もあろうに、隣国に攻め入って施設を破壊し生活・命を奪っている。。。(ブログでは政治・宗教的なことは書かないことにしている。でも、流石に酷すぎる。)

明るくなってからナツメ球を替えることにした。器具のカバーを外した。あらまぁ、点いちゃったよ、切れてなかったのか。カバーを元に戻した。あれまぁ、やっぱり消えたよ。相当古い器具なのでナツメ球や配線の緩みを確認したが大丈夫そうである。そのうちに消えることがなくなったので元に戻した。(ナツメ球を一時LEDに替えたことがあったが、あまりにも明るすぎて眠れなかった。だから依然として旧来の5Wものを使用している。)

以上、昨日のこと。今日は真っ暗闇になることはなかった。でも、掛け時計が止まっていた。

*1:丑の刻(午前2時を中心とする約2時間)を4分した3つ目の時間帯、2時~2時30分頃