時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

爺のゲーム

お盆の頃は仕事の関係で帰って来れなかった息子が顔を出した。元気そうで何より。

その息子にまた勧められた。
ポケモンやりなよ。二人で一緒に出かけて行って。じいさんばあさん・年寄りもやってるよ」と。
以前にも何回か勧められていたのだが、ゲームには興味がなかった。

ゲームなんてもう何年もやっていない。
記憶にあるのは、インベーダーゲームテトリスソリティアぐらいだろうか。あ、息子のファミコンがんばれゴエモン!からくり道中というのがあった。これには私も夢中になり、御用だ! 御用だ! と今でも聞こえてきそう。

何回もポケモンGoを勧められたのでついにインストールした。
アカウント作成が面倒に感じた。希望の名前はすでに使われているし、登録したはずのパスワードを入れても何回もサインイン失敗するし、やっぱり年を感じる。そして…

自宅周辺には2匹、やった~。買い物に行ったときのスーパーでは私は車に残り、やった~。
でも、でも、やっぱり私向きじゃないよ。
外出先でメール・天気やブログチェックでちらっとスマホを見ることはあっても、ゲームのために画面を眺め、じぃっと覗き込み、指先をひゅっ、下手なもんだから何回も… やっぱり似合わない。ほんとに爺になってしまう。

いや、もう爺なのであった。
先輩からもう十分に爺さんなんだ、と言われた。
長い紐で爺さんを引きずって歩いている感じがする、と。
引きずるだけの紐を持っているのだから、いっそ、おんぶしてしまえばすごく楽になるよ、と。
気持ちは若くていい。爺を自覚して行動するだけで別な自分を発見できるよ、と。

それを聞いて、なるほど ありがたいお言葉、さすが先輩!
人生を楽しんでおられる先輩を見習わなければ。ほんの少しでも…。

ゲームの話に戻るけど、今はもう ドラゴンクエストウォーク だそうだ。息子にのせられてこれもインストールしてしまった。インストールしただけ、遊ばないよ、そんな暇はない。

昨年の夏から定期購読を始め今年継続した雑誌「ラジオ深夜便」、9月号を読み終えてないのに10月号が届いてしまった。やっぱり暇なし?