時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

うとうとと

あるときウトウトして、そのまま寝入ってしまった。
階下から呼ばれた。目を覚まし、何事かと慌てて階段を駆け下りた。
なんだ何だ? それにしても明るい、なぜこんなに明るいんだ。なんだ何だ?
階段を踏み外しそうになりながら下へ降りると、出かける準備を終えて待っている者がいた。
はっと思い出した。買い物に連れて行ってくれと言われていたのだ。
午前の9時半頃だったから明るかったんだ。夜じゃなかったのだ。

あるときウトウトして、そのまま寝入ってしまった。
人差し指がやけに痒い。ボリボリ……、掻いても掻いても痒い。
どの部分が痒いのか分からない。人差し指全体が痒いのだ。そのうちにぷくっと腫れあがってきた。
痒い痒いと掻きながらまた少しウトウトしたんだろう。ふと目を開けると、そこには…。
バシッ、見事にやっつけてやったぜ。
でも、シーツに5mm近い真っ赤な、久々に見た鮮やかな赤い
2日経っても人差し指の腫れは残っているが、刺された箇所が分かるようになった。

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