時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

懐かしの「はつかり」

私の帰省列車は、今は新幹線「やまびこ+はやて」ですが、昔は急行「八甲田」「十和田」、その後、特急「はつかり」でした。(「はくつる」、寝台は私には贅沢過ぎました。)
夜行列車の指定券が手に入らず、わざわざ逆方向の始発上野まで出掛けて長〜い時間並んで待ってそれでも座れず、身動きとれない状態で何時間も立ちんぼ、途中でお腹の調子が悪くなりやむを得ず仙台手前で途中下車、なんてこともありました。
社会人となってからの故郷は距離的にも時間的にも遠かったのです。

初めて車で帰省したときは、往路はR6,R45を朝から晩まで2日間走り続け800km、復路はR104,R4で700km16時間トイレ休憩3回のみ、若かったんですね。
今は高速道が整備されてますので600kmを7〜8時間以上かけるようにしています。
2日間寝不足状態だったにもかかわらず深夜割引にするため0時すぎに出発、途中何回も仮眠をとり、それでもつい走りながらウトウト/ヒヤッとしたのが1回、12時間かけて帰ったのが今年のことです。若いとはもう言えなくなってます。
荷物のことを考えなければ断然新幹線が便利です。途中乗り換えて3〜4時間、かなり速くなりました。

さて、八戸までの新幹線延伸に伴い廃止された特急「はつかり」が、10月16日、上野発青森行き片道1回だけの臨時列車として走るそうですね。11時間半かかるようですが、こういうノンビリ旅もいいかもしれません。定員250人、申し込みますか?