時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

親知らず生えてきた?

奥歯とその奥の親知らずの計2本、意を決して抜いたのはもう半年も前のことですが、抜いた後が未だに少し凹んでいます。

と、最近、親知らずがまた生えてきました。そんな馬鹿な。いくら(気持ちが)若いといったって、そんな歳じゃないぞ。

歯を抜かれて何もない歯茎のさらに奥の外側、指先がやっと入る所に尖ったものが出てきて、頬の内側に当たって痛いのです。

そのうちに直るかな、と数日間様子を見てましたが、当たりが次第に大きくなってきました。食べるとき邪魔で痛いのです。

仕方ないので歯科医院に行くことにしました。

事前予約なしのため1時間待ち。

診察結果は、「こつ りゅう き」と言って、通常は放っておいて問題ないもの。

ただ私の場合、骨の尖った部分が薄くなった歯茎を突き破って出てきたので、歯茎を切り開いてその飛び出してきた部分を切除しなければならない、とのこと。覚悟を決めて切除してもらうことに。

「麻酔をかけるからちょっと待ってて」と、先生は他の患者の診察。

診察台に座ったまま待つこと数分。「すみません。あと2時間経ったらまた来てくれますか。」

仕方ないね、飛び入りは。

「こつりゅう き」って何だろう。「骨粒 鬼」?、いや、いくら何でもそんな書き方じゃないだろう。そうだ、「こつ りゅうき、骨の隆起」だろう。と考えながら一旦家へ帰りました。


‥‥

麻酔が効いているので全然痛くない。音はよく聞こえる。

ノミ?とトンカチ?でカンカンやり始めた。手が滑ったら大変なことに…。

カンカンからガンガンへ音量アップ。頭蓋骨で感じる切除手術。。

糸で縫い始めたようだ。糸を唇で感じる。唇に何か突き刺したような感触..器具が唇に当たって痛い。。

。。終わった。案外大きく切り取られた白いモノ。長さ十数ミリ、幅・厚みも結構ある。そして尖ってる部分が2箇所。

十数年ぶりの歯科。今年はこれで2回目。もう行かないぞ。