時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

Puppy Linux インストール

Puppy Linux を 1GB USB メモリへインストールしてみました。

CD から Puppy Linux を立ち上げます。

メニュー/セットアップ/Puppy ユニバーサルインストーラ を選択し、USB フラッシュ・ドライブ/Install Puppy to sda2 によりインストールを行います。

(sda1 32MB は他用途に使ってましたので、インストール先は残りの sda2(ext3) です。)

途中、次のメッセージが出ました。

「USB の MBR(Master Boot Record) は多分そのままで大丈夫なようですので、最初のオプションを選択して下さい」

そのため、「default: 何もしません。現在の MBR をそのままにして下さい」を選びました。

インストールが終わったら Puppy Linux を一旦シャットダウンします。

そのときに保存する個人設定情報ファイルのサイズは 512MBとし、セキュリティを考慮し Heavy encrypted を選んで sda2 に保存しました。

これで次回は USB メモリだけで起動できます。

USB メモリにインストールが完了すれば次回からの起動は格段に速くなり、USB メモリのそのパーティションは自動マウントされます。

USB メモリをセットしたまま、その USB メモリに保存した設定情報に関係なく CD から起動したいときは、boot: puppy pfix=ram として起動します。USB メモリのパーティションは自動マウントされません。

 


(インストール先を sda2 にしたことにより四苦八苦)

USB メモリから起動できるように BIOS を設定変更しましたが、その USB メモリからは最初起動できませんでした。

MBR のところで mbr.bin や spb2_mbr.bin を試したり、dd コマンドで MBR を直接インストールしたり、更には、以前 sda2 に他の Linux をインストールしたときに sda に MBR をインストールした(かもしれない)ことを思い出し、MBR を削除したりもしました。

 dd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=446 count=1

しかし、やはりNG。ここで bootable flag のことを思い出しました。

fdisk コマンドで sda2 を bootable に設定し、めでたく USB メモリから Puppy Linux を起動できるようになりました。

USB メモリのパーティションを変更したり MBR を一度もインストールしていなければ、悩むことはないと思います。インストールは簡単です。