初めて PDFファイルの印刷物を見たときは「輪郭がぼやけていて見にくいなあ」でした。
でも今はそんなことはなく、ファイル／印刷物の受渡しに頻繁に使われています。
Windows, Mac, Linux などの OS に関係なく、元の文書のレイアウト通りに表示・印刷できるからです。
PDFファイルを表示するソフトウェアとしては Adobe Reader（旧 Acrobat Reader）が一般的かと思います。
その Adobe Reader に最近、深刻な脆弱性が見つかったらしいです。
Windows XP SP2 上で稼働する Adobe Reader 8.1 で確認されたそうですが、それ以前のバージョンにも脆弱性の可能性があるかもしれない、とも。現時点では詳細不明です。
PDFファイルを開いただけでコンピュータが乗っ取られるおそれもある・・・本当だとしたら怖いことです。
Portable Document Format という名前の通り可搬性が生かされて、かなり普及していますから。
PDFファイルは一切開かない方がいい、と言われても、困りますね。
知らない者から送られてきた、何か怪しい、と感じたら、そのファイルは絶対に開かない。拡張子に惑わされない。
