時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

丑三つ時に「コツーン」

泣く子も黙る じゃなくて 草木も眠る 丑三つ時、今で言えば午前2時から2時半頃でしょうか、秋らしくなってきた深夜の静寂の中で、「コツーン」。何だと思いますか。怖〜いですよ〜

その時間に私は聞いたわけではありませんが、その音はわかります。「コツーン」のような音です。

 


我が家では昼間でも聞くことができます。それは…、

すみません、実(じつ)は、実(み)の落ちる音なんです。

我が家のベンジャミンには今、何十個と実ができています。

その実が床に落ちて跳ねかえる音なんです。

初めて聞いた数年前の夜、シーンとしているときに「コツーン」。不気味でしたよ。

翌日の夜、また、コツーン。

床に落ちている実らしきものを見つけて、ベンジャミンが実をつけているのにやっと気がつきました。

花が咲かないのに実が出来るんだ、と知りました。

ベンジャミンはイチジク(漢字で書くと、無花果)の仲間です。

実のように見えるのは花の一種で、実の中で花が咲くんだそうです。

熟すと赤くなりますが、中の種は蒔いても発芽しないそうです。

写真は今現在のものではなく、2年前の赤くなりかけた時のものです。