時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

LPIC 受験

2005年6月末、LPIC の認定者数が Level1 11,000人、Level2 2,200人に達し、さらに Level2 取得者数を増やすべく、LPIC Level2 アップグレードキャンペーン が実施されています。

特典として「LinuxWorld 2006ボストン」への招待がありますが、それは、応募者から抽選で4名(この他に最高得点者1名、計5名)というものです。もうひとつの特典として、期間中(12/27までの受験)は所定の手続きにより受験料が 5% 割引となります。

できるだけ受験費用を抑えたい私にとって、今回のキャンペーンは逃せません。昨日、201試験と202試験を受けてきました。

受験前は合格できる自信度が7割、問題を解き始めたら3割、全部解いた時点で1割と、自信度は大幅に落ち込みました。

その結果は、、悲壮感を持って試験終了ボタンをクリックしてきました。

私の LPIC 受験記

UNIX, Linux:実務経験なし

Linux:1999年7月、48歳になって初めて Turbo Linux をインストール、その後 Vine Linux を経て、現在は Debian GNU/Linux sarge で自己学習(遊んでいる、とも言われます)

資格取得の目的:遊んでいる、と言われたくない 50を過ぎた者の無謀な挑戦 やれば出来るんだ、ということを息子に示したい

資格取得の条件:受験に伴う費用は極力抑える(少ない教材で、かつ、1回での合格を目指す)

教本:

(レベル1)〜通勤電車でらくらく読める〜「LPI認定試験レベル1直前対策テキスト」初版第1刷 秀和システム \1,900+税

(レベル2)Linux教科書「LPICレベル2」初版第2刷 翔泳社 \3,800+税

Web摸擬問題:

・LPI認定試験情報 今日の一題(データベース)

・ITトレメ LPIC Level1 過去問題(レベル1のみ)

受験歴:

・2005年2月 1日 レベル1 101-DPKG 560点、102 530点(合格必要得点はいずれも500点)

・2005年9月13日 レベル2 201 600点、202 600点(合格必要得点はいずれも530点)

受験を終えて:

・教本には、内容の誤り、誤植が付きものです。あきらかにこれは間違いだ、と言えるようになれば、知識が身に付いたといえるでしょう。

・教本、Webの摸擬問題は、何回か解くうちにわかったような気がしてきます。しかし、これは大きな落し穴となりますね。

・教科書1冊だけでは不安が残ります。できれば問題集も揃えたいところですが、。

・実際の試験問題はその都度異なり、比較的やさしいバージョン、難しいバージョンがあるようです。私の場合はいずれもやさしいバージョン?

・でも、教本/Webには出てこなかった、初めて目にした内容の問題がた〜くさんありました。

・合格できる自信度7割くらいに感じるようになってから受験しました。最初1科目だけをネット予約、その合格を確認後、その場でもう1科目を予約、レベル1は昼食抜きで引き続き受験しました。

・試験開始時間の15分前までに試験会場に到着しなければなりません。遅刻すると受験できなくなるだけではなく、受験料も返してくれなくなります。

・レベル2は出張(社内研修)のついでに受験しました。午前中に201を受験。合格確認後、その場で、社内研修終了予定の30分後の時間で202を予約。しかし、その社内研修が予定より延び、202の試験会場に着いたのは、試験開始時間の18分前、つまりあと3分、ヒヤヒヤものでした。

実務経験がなくても、操作できるLinuxマシンが手元にあれば、レベル2でもどうにか合格できるんですね。いずれも1回の受験で合格できて、本当にホッ!としました。