時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

日光東照宮へ

傘マークが並ぶ毎日ですが、出掛ける日くらいは晴れて欲しいという願いが通じて、また、やっぱり日ごろの行いがいいこともあって、晴れました!とは言えませんでしたがまずまずの天気になりました、霧降高原キスゲ平園地です。
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時間がありませんので今回はすぐそこの展望デッキまでとします。
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もっと上の展望デッキや展望台ではもっともっと素晴らしかったことでしょう。

昼食は大笹牧場レストハウスです。
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昼食休憩後は日光東照宮へ。巫女さんによる境内特別案内付です。

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この石鳥居の東照大権現の額の大きさは畳1畳分ほどだそうです。

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石鳥居の手前にある敷石の1枚には斜めに筋が入っています。
境目がはっきりしてくると雨が近いそうで、照降石と言われます。
因みに、巫女さんは傘を持っておりました。

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五重塔の各面(東南西北)には干支が掲げてあり、正面(東側)は寅・卯・辰です。
徳川3代将軍(家康・秀忠・家光)の干支もその順だそうで、私は正面真ん中です。

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五重塔の中心を貫く直径60cmの心柱は第4層から吊り下げられており、最下部は10cmほど浮いています。
年月を経て塔体が縮んでも心柱が屋根を突き抜けないようにするための工夫であるとか、建物が揺れても重心は中心にあって振動を和らげる役目がある、などと言われています。
内部は撮影禁止、浮いている様子も見えません。

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北面(向かって右側)外からは浮いている様子を実際に見ることができます。
浮いています。でも、残念ながら写真だと良く分かりませんね(笑。

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神厩舎です。三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)は有名ですね。
猿は馬の守り神であり、猿の彫刻が8面、人間の一生が風刺として描かれています。

御水舎、工事中の陽明門左側にある壁画、三神庫、神輿舎等・・・写真・説明省略です。

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坂下門の眠り猫、この門をくぐったら振り返って見てください。
猫がうたた寝してましたので雀が遊んでいます。
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この後、拝殿の将軍着座の間にて特別祈祷でした。
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この前を通って客殿へ、そして直会、お疲れさまでした。

関東バス旅行社 日帰りバスツアー、25名)

みんなで歩け歩け~足利

主な立ち寄り先(ウォーキングが目的であり内部見学なし)

足利学校
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鑁阿寺(大銀杏)
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足利氏館として日本100名城に選定されており、一昨年には本堂が国宝に指定された。

織姫神社
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足利織物の守り神であり、また、縁結びの神 でもある。平等院鳳凰堂がモデルらしい。

あしかがフラワーパークから奉納された大藤の子ども
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渡良瀬橋を渡る。
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下野國一社八幡宮
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境内の末社の一つが門田稲荷神社であり、榎木稲荷・伏見稲荷と並び、日本三大縁切稲荷の一つである。病気、災難、厄除にも徳があるとされる。

中橋を渡りながら渡良瀬橋方向を眺める。
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f:id:saitoy05:20150607163727j:plain:w300:left(スタートからゴールまで休憩含め 約2時間50分, 8.3km)

Geographicaカシミール3D

風の強い日、ゴンドラは

昨日、シロヤシオを見に出掛けた。別名、ゴヨウツツジ愛子内親王のお印でもある。
連日天気があまり良くなく、当日も危ぶまれていた。前日はお昼頃まで雨、翌日は夕方から雨予報、にも拘わらず当日だけは朝から青空、さすが晴れ男である。

集合は朝7時、いつも10分前にはほぼ全員が集まっている。
しかし、送ってくれるカミさんが1時間勘違いしており、私が着いたのは5分前、一番最後だった。
「遅かったじゃないか」と誰も口にすることなく、2台のプリウスは静かに走り出した。
「青空天気、今日はいいね! でも、なんか風強くない!?」「まさか、ゴンドラが動かなかったりして.. 」

途中、黒磯PAに立ち寄り、300円引きの那須ゴンドラ往復券を入手。そういう前売り券があるのは知らなかった。因みにJAF割引は100円、5名までである。

そして.. 着いた、マウントジーンズ。それにしても風が強い。シューズに履き替えていた誰かのサンダルが飛んでいった。私のじゃないからいいや、と一瞬思ったけれど、運転してくれている方のものだったので、数十メートル必死になって捕りに走った。さらに風に飛ばされる前に、と。
そういえば、諏訪岳の時も風が強かったなあ、ちっとも風邪男じゃないのに。
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ゴンドラに乗りに行くとエスカレータ前に看板があった。

本年度のゴヨウツツジは例年より10日前後早く開花し、5/31現在、ほぼ全てのゴヨウツツジが花期を終えております。。。

そして、エスカレータを昇り終えると、なんと意に反して、いや、予想が当たって、強風のため全面運休。そりゃそうだ、風が尋常じゃないもんな。
こうして、シロヤシオを見ることなくゴンドラにも乗ることなく最初の予定は終わった。

次の目的地は那須平成の森、駒止の滝。

日光国立公園 那須平成の森 | 那須平成の森は、東京から約180キロメートル、栃木県の北部、雄大な那須連山の山麓に広がる那須高原にあります。

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フィールドセンター駐車場に車を停め、駒止の滝観瀑台を往復。風が強いなか、1時間ちょっとの散策を楽しんだ。
昼食はフィールドセンター建物の陰で風を避けながら、メンバーの一人が作ってくれたおにぎり等で済ませた。

ゴンドラ乗車が出来なかったので時間が余っている。那須八幡ツツジ群落に立ち寄りながら沼原湿原※に行くことになった。

八幡ツツジ群落は環境省指定「かおり風景百選」の一つであり、23ha20万本、文字通り圧倒的なツツジ群落! らしい。残念ながら今年の花期はどこも1週間以上早いようである。

そして、沼原池・湿原
(※追記:沼原湿原駐車場入り口付近で6/11朝、一人で山菜取りに来ていた60代男性がクマに襲われ頭や足を噛まれて負傷しているのが発見された。)

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風により剥がれかかっている説明板を抑えながら、説明をする+それを聞く6人、そして、肖像権の関係から後ろ姿を撮る私、計7人である。

沼原湿原では、サゼンソウ、ニッコウキスゲオニシモツケ、ノハナショウブ、ヤマトリカブトなど四季折々の花を楽しめ、周囲にはレンゲツツジシロヤシオシャクナゲなどの群落もみられる。

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沼原池は揚水発電用の水を貯水する上池。沼原発電所は2km先の地下にあり、3台の発電機で最大67.5万kW発電。揚水発電とは、深夜の余力電気を利用して下池(深山湖)の水を上池に汲み上げておき、昼間必要に応じてこの水を下池に落として発電する。

沼原湿原散策を終えてもまだまだ時間がある。温泉に入りたいという意見があり、板室温泉へと向かった。

www.kuroiso-kankou.org

綱の湯(立ち湯)とは、梁から下がる綱につかまりながら腰まである深めの浴槽につかる板室独特の入浴法。現在体験できるのは「板室温泉のゆグリーングリーン」だけ。

板室温泉のゆグリーングリーン日帰り温泉入浴施設で、入館入浴料は65歳以上が200円、ということで、私だけ500円だった(笑。
綱の湯は男女週替りのようだが運よく入ることが出来た。
入浴後、さあ、蕎麦でも食べようか、となったが、あいにくと営業は終わっていた。
途中、蕎麦店を探しながら・・・時間は3時過ぎ、どの店も「準備中」のため、那須ガーデンアウトレットに立ち寄って皆で二八蕎麦を食し、帰路についたのであった。

皆さま、お疲れさまでした。ところで、どなたですか、風男は。

鯉のいる街、蔵の街

先日、小江戸・鯉のいる街・蔵の街/栃木市の散策をしてきました。

S:集合場所
  蔵の街第1駐車場には9時半頃に着きましたが、すでに観光ボランティア(10名以上で申込可)の方が待っておられました。09:35、シニア13+1名は予定より早めのスタートです。

1:山車会館
 隔年・次は来年11月に開催される秋まつりの山車3台を定期的に入れ替えて展示

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2:例幣使街道
 家康が日光山へ改葬された後、例幣使(朝廷の勅使)が日光東照宮へ参向するときに通った道、蔵の街大通り,嘉右衛門町通り

3:岡田記念館
 550年以上の歴史を持つ旧家、江戸時代畠山氏陣屋・代官職代行、翁島別邸

4:ALWAYSカマヤ(レストラン)
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 旧足利銀行栃木支店・市教育委員会庁舎、映画 ALWAYS三丁目の夕日 の撮影に使われた

5:山本有三ふるさと記念館
f:id:saitoy05:20150520120133j:plain:w400:left路傍の石 などで知られる文豪

6:あだち好古館
 江戸末期から明治中期の呉服商の蔵

7:横山郷土館
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 店舗の右半分で麻問屋、左半分で銀行を営んでいた明治の豪商、臨時休館中で7月改装オープン予定

R:昼食休憩 13:00~13:50
 ここまで約3時間半、3.2km歩きました。

8:神明宮
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栃木の地名の語源は諸説ありますが、そのうちの一つが十千木(とおちぎ)説です。

社殿の屋根にある2組の千木(ちぎ)と8本の鰹木(かつおぎ)が遠くから見ると10本に見えたことから、神社の辺りを「十千木(とおちぎ)」と呼ぶようになった。

9:塚田歴史伝説館
 江戸時代後期から木材回漕問屋を営んだ豪商、巴波川沿い120mに黒塀と白壁土蔵

蔵の街遊覧船*には乗船しませんでした。

最後に、片岡写真資料館にちょっと立ち寄りまして、15:40、約6時間5.5kmの蔵の街散策は終わりました。

塚田歴史伝説館*\700+岡田記念館*\800+あだち好古館\400+山車会館*\500 計\2400ですが、記念館共通券(4館共通券)は\1500、3か所以上見るなら共通券がお得です。
4館共通券提示で横山郷土館が3割引となるようです。
個々に券を求める場合でも、栃木パスポートおもてなし施設(*印)割引やJAF割引がありますので要事前チェックです。

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これまで DIY GPSアプリや M-241GPSロガーを使っていましたが、今回初めて Geographica(ジオグラフィカ)を使ってみました。
アプリはやはり電池の持ちが気になります。昼食休憩後は充電しながら使いました。私のiPhone5の電池が弱ってきているせいもあります。機種変更するときは下取りに出さず、SIMなしGPS専用機(現在位置確認用)にしてもいいですね。

iPhoneスクリーンショットはスリープボタン+ホームボタンの同時押しで撮れますが、私のiPhone5はスリープボタンが効かなくなってきたので他の方法で行いました。
・設定/一般/アクセシビリティ/AssistiveTouch/オン⇒画面に薄い表示のメニューボタンが現れる
スクリーンショットを撮りたい画面を表示/メニューボタン/デバイス/その他/スクリーンショット⇒シャッター音、スクリーンショット(640x1136, PNG)はカメラロールに入る

村檜神社から峠越えて

これは、唐沢山神社から峠越えて の続きです。

午前、村檜神社までやってきました。午後はここから桜峠を越えて大平下駅までです。運動不足な私が先のことも考えずに歩きました。歩きました。疲れました。

いい景色ですねぇ、どの山を越えていくんだろう。

途中疲れたので、ある公民館の日当たりのいいところで休みました。日陰で座れるところがなかったのです。
田圃作業のために軽トラでやってきたおばちゃんが、「そこで休んだら・・」と言ってくれました。お言葉に甘えて座った所は、屋根があるけれどゴミ収集所。空き缶やゴミ袋が置いてある中で、あまり汚れていない段ボール紙があったのでそれに座ることにしました。

お決まりの「どこから来たんだい?」「これからどこへ行くんだい?」「よく歩けるねぇ、私なんか歩いたことないよ」というおばちゃんでしたが、体が丈夫でなければ農作業なんて出来ません。私なんか、これ以上の衰えを少しでも遅らせようと暇に任せて歩いてるんですから。

先へ進みました。疲れました。途中で歩くのを止めたくなりました。桜峠まで1.1kmという標識がありましたが、山道の1kmは結構長いんです、私には。

何回も何回も休みながら少しずつ登っていきました。もうダメです。ふと、登ってきた道遠くを見ると、ややや、誰かが登ってくる。(画像クリックで拡大) 

桜峠の東屋まではもう少し。追いつかれる前にもう一頑張り、と。

東屋ででしばらく休むことにしました。桜峠から西側の眺めです。

ここから先はほとんど下りです。途中の清水寺は素通り、その先の大中寺も「桜咲くパノラマのみち」で一度行ってるのでパス、ひたすら駅目指して。

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写真撮影が少なかった桜峠越えて駅まで、途中の竹林を載せておきます。

こうして午後の 関東ふれあいの道・栃木県コース10「かかしの里・ぶどうのみち」は終わったのでした。



(M-241-GPS + カシミール3D)


唐沢山神社から峠越えて

JR両毛線、東武佐野線と乗り継いで田沼で降りました。目指すは唐沢山神社、2度目となります。

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この鳥居を横に見ながらそのまま車道を進み、途中から山道に入ります。

崩落した箇所がありますが別階段がきちんと整備されており危険なところはありません。

駐車場に着きました。


大険山とも例えられる天狗岩がありましたのでちょいと登ってみました。


築城以来今日まで水が涸れたことがないという大炊の井を通り過ぎ、神橋を渡ります。



ここ唐沢山神社から諏訪岳へ向かうのですが前回とは逆のルートになります。

見晴らしがちっとも良くないらしく前回立ち寄らなかった見晴休息所、今回は行ってみました。
消防無線の工事が行われていました。
鉄塔に登ったらさぞかし素晴らしいことでしょう。

京路戸峠へは右へ進みます。でも、左へも行けそうだったので行ってみました。

一番高い所まで行ってなお先へと進みました。
しかししかし、途中からかなりの急斜面となって、下り始めたら戻ろうと思っても登り戻れなくなりそうな、また、京路戸峠への道から大きく外れそうな気がしたので、断念して戻ることにしました。

緑の矢印が蜘蛛の巣に引っかかりながら無駄に往復した箇所です。

京路戸峠に着きました。

多田駅から登ってきて、あるいは諏訪岳往復の前後に一休みできるところです。

諏訪岳に登るか村檜神社方面へ下りるかの分岐です。諏訪岳を目指しました。

風が強かったです。ザワザワ~と木々が音を立てていましたが、そのうちにザザ~、ザ~~ザ~~、とにかく強い風でした。
結構急坂なので無理して登ることもないか、とも思ったのですが、かなりのお年のおじいちゃんが下りてきたのです。これはやっぱり登るしかないな、と。

諏訪岳山頂に着きました。前回と変わり映えしない写真となってます。


先ほどの分岐まで戻り、村檜神社方面へ向かって山道を進みました。

斜面を野生動物が歩いてるのがチラッと見えました。
しばらく進むと、しかっと見えませんが.. (画像クリックで拡大) 

これはズームだ..とモタモタしてるうちに、道を横切り斜面を駆け上がっていきました。

こんな急斜面を素早く駆け上がれるとは何者?

とか言いながら歩き続け、村檜神社へ着きました。


ここまでが、関東ふれあいの道・栃木県コース9「松風のみち」となります。



(M-241-GPS + カシミール3D)

ここから栃木市ふれあいバスを使って岩舟駅に戻るか、コース10「かかしの里・ぶどうのみち」へと進むか、さて、どうしましょうか。
バスは日中2本だけ、今11時ころ、次は11:26、待てばバスに乗れます。
とちぎの公共交通らくらく情報案内

村檜神社から峠越えて へ続く)