時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

鬼の居ぬ間

久々に友達とお茶してくるね、と午後になって出掛けて行った。
残された私はカメラバッグから柿ピーを取り出した。
写真撮りに行っておなかが空いたのではいいものが撮れない、と非常用としてカメラバッグに入れておいた柿ピー小袋2つに先日気がついたのだ。
今この貴重な時間、隠れもせずに食べられる、と最初の一袋。
残念ながら湿気ていた。柿もピーも。こりゃダメだ、と二袋目。
それも湿気ていた。いつからバッグの中に入れっぱなしだったんだろう。
撮りに行ったときに食べていればもう少しはマシな写真になっていた、ということはあるんだろうか。

柿ピーを食べた本人には分からないけれど、食べたという証拠(匂い)が部屋の中に漂うから要注意。換気しよう。秋風が金木犀の香りを運んでくる。