時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

やっぱり外

朝方は雨が降っていたがやがて止んで、つい先ほどから陽が射してきた。
天気予報は曇り、気温・湿度高めとあるが洗濯物を外に干すことにした。
曇っていると家の中でくすぶっているが、晴れてくると外へ出たくなる。
外でやるべきことが前からあるのだが、どうにも取りかかれないでいる。

外と言えば、宅配荷物を非対面で受け取る置き配を昨夕初めて経験した。

もう1ヶ月半以上も前のある日、インタホンのチャイムが鳴った。
玄関を開けると門扉のそばに宅配便のお兄さん。
慌てて印鑑を取りに戻ろうとすると、「あ、ハンコはいらないです。」
そうか、最近はサインだったり端末での入力だからねと思ったが、「サインもいらないです」とも言われた。
そして、「ご不在の場合には黙って置いてくようになったんです。手渡しに変更することもできますよ」
注文時に配達方法を変更しないと、原則、置き配になるらしい。
「雨が降ってたら?」「濡れないように袋に入れます」
そうか、そういう配達方法がいよいよ我が街にもやってきたのか。

そして昨日の夕方、もう薄暗くなりかけていた。
車が停まった。でも、エンジンは掛けっ放し。数分経った。
そして、カチャッという門扉を閉めた小さな音。あ、誰か出て行った。
(門扉を開けて入ってくるときは音が聞こえず分からない。黙って敷地に入ってくる水道やガスの検針でも、帰る時になって初めて分かる。)
外へ出てみた。
玄関脇の傘立ての上にビニル袋に入った荷物が置いてあった。置き配だ。
それにしても、インタホンを鳴らすなどの在宅確認もしないのか。
もし、門扉を閉める音に気が付かなかったら、翌朝までそのまま放置状態になるところだった。
それに、薄暗くなりかけていたから道路を歩いてても荷物が見えにくかったかもしれないが、日中だったら…。
再配達問題や新型コロナウイルス感染が懸念されるとはいえ、危なっかしい配達方法になってきたものだ。

スマホに安全安心情報が入っていた。市南部の地内において車上ねらいが多発・・。

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