時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

人も木も老

狭い庭には庭木は必要なかった、と最近思うようになった。

年をとって身体を思うように動かせなくなってくると庭木の剪定もしんどくなってくる。
勝手なもんだ。若いときには花がきれいだねなんて言ってたのに、老いてくると、植えなきゃよかった、だなんて。

樹木は年々伸びていくので同じ脚立に乗っかっても届かなくなる。
(身体を動かせなくなるだけではなく身長も若干縮むし。)
年をとるということは困ったもんだ。けど、しょうがないね。

樹高を低くするため数年前から強剪定している。
今日は玄関わきの花水木、主幹を数十センチ短くした。切り口には癒合剤を塗った。

これまでも大きな切り口には癒合剤を塗っていたが小さな切り口は箇所が多いのでそのままだった。
塗らなかった所だけではなく塗った所も、伸びている・生きている樹木の枝を切り落とすということはそれだけ負担がかかるようで、遠目にはよくても近くで見たら、力を加えたらバキッと折れそうになってきていた。

ごめんな、成長を邪魔するように勝手なことをして。
もう一つ勝手なことを言うけど、来年もいっぱい咲いておくれ。

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