時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

避暑なの?

毎日毎日、暑い日が続いている。このままではぶっ倒れそう。
そうだ、避暑に行けばいいんだ。少なくても、車に乗ってる時間は涼しい。行き先は…北海道。
と、避暑を決め込んだのが1週間前。そして、行ってきた?。

北へ向かう。途中、道の駅隣接の珈琲店に立ち寄った。
「何? あのゴロゴロは」「え、何か聞こえた?」そんな会話をしながら暑い時間を過ごした。
その珈琲店にはエアコンがなく扇風機が回っているだけだった。それも、私のところまでは風が届かない。

コーヒーを飲み終えて外へ出ると雷が鳴っていた。さっきのゴロゴロは雷、そして、スマホへは防災情報、大雨警報!

走ってるうちに雨が降り始め、やがて、土砂降りに。
あまりにもひどい土砂降りに、いろは坂手前の駐車場でしばし待機。

いろは坂。北海道ではなく日光のいろは坂。避暑は北海道もいいけれど奥日光も負けないんだよ、という情報を得ていたから奥日光。
だって、決めたのはつい1週間前のことだから北海道には行けない。

土砂降りが弱まるのを車内で待っていると気温が徐々に下がっているようで、車の温度計は17℃を示した。おぅ、十分に避暑だ、土砂降りでなければ…。

いくらか雨が弱まってきた感じがしたので、いろは坂を上り始めた。
途中で雨は止んできた。やったねぇ…。
でも、また降り出して、宿に着く頃も立派な土砂降り。
チェックイン時刻30分以上前なのに、多くの車がすでに停まっていた。考えることは皆同じ、宿に行くしかない。

お宿は休暇村日光湯元。
休暇村にはなぜか、青年の家・研修施設というイメージが私の中にあって、これまで利用したことがなかった。初めて泊まってみたのは今年、那須
お、休暇村もまぁまぁいいかも、と今回も休暇村にしてみたのだった。1週間前でもちょっと空きがあったし。

部屋に入ると少しムッとした。エアコンスイッチはどこだ?リモコンは? …ない。
部屋には暖房器具はあるけど冷房関係は扇風機しかなかった。
そうか、夏でも涼しいし暑い期間は短いからエアコンは不要、扇風機で十分なのか。
でもね、扇風機の風を受けたときは涼しく感じるけど、全体が冷えるわけじゃないので部屋の中に入るとやっぱりウッとなるんだよ。?

宿について2時間経ったら晴れてきた。
f:id:yos12:20190809145001j:plain:w320

一晩中扇風機を回しても涼しさは感じられず、眠れず、翌朝外へ出てみてもそんなに涼しくはなく、今回の避暑は大失敗だと思った。

柄にもなく避暑と考えたことが間違っていた。一晩だけではなく数泊はしないと。
あんまり暑くならない所にはエアコンがないこともある。
食事も美味しさは残念ながら感じられず、宿泊は基本プランで十分。
一人泊はいいかもしれない。二人料金より1000円(消費税抜き)高くなるだけ。
などと分かっただけでも良しとするしかない、避暑の真似事であった。

あぁ、今日も暑くなりそう。