時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

xaT-e

発送元国税局文書照会センターの封書が届いた。詐欺の類?
ではないようだ。保管されている書類の提出のお願い と書いてある。
何やらいや~な気分。警察署とか税務署とか、普段はお世話になりたくないから。

読んでいくと、
制度を利用された方の中から一定の方について… 確定申告書に係る次の書類を…
とある。そしてその書類とは… うへっ!
確定申告時に提出省略とされた全ての書類だ。医療費の領収書なんていっぱいあるんだぞ。

退職してからは毎年Webで確定申告を行っている。
還付なら確定申告期間に拘わらずできるし、あの激混みの税務署まで出向かなくて済むし、書類の提出を省略できるから。もちろん、その書類は5年間の保管が必要であるが。
書類の提出を求められたのはこの数年間で初めてだ。

確定申告の内容は間違えないように正しく、そして、保管すべき書類はきちんと保管している、自称善良な納税市民である。それなのになんでこの私が。
一定の方について… という部分が気にかかる。無作為抽出じゃないの?

と、ブツブツ言いながら、善良な納税者を続けるため、要求された書類は翌日に送付した。
でも、やっぱりいや~な気分。

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そして約2週間後、電話の呼び出し音。いやな予感がした。
すぐには出られなかったので留守録を聞くと「…国税局文書照会…」
いやぁ来ちゃったよ~。いやいやながらすぐに折り返し電話した。

医療費控除の明細書と領収書の金額が合わない(領収書がない)とのこと。
いやぁ、そんなはずないんだけど。
先方からの指摘と私の手元の控えとを照合し、説明した。その結果、
分かりました、金額が合いました。
そりゃそうですよ、確定申告時だけではなく今回の送付時でも何回も確認したんだから。

二人分購入した1枚の領収書の金額を二人分に分割(支払先は同じ)していたため、誤解されたようである。二人分であっても支払先が同じなら、金額の大きい方の支出として記入してよいとのこと。

これで、善良な納税者として今後も生活できる。乾杯。

なお、合わないと誤解された金額は8万円… ではなく、880円。厳しいぃ。

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(7/27、返却を希望していた提出書類が戻ってきた)
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