時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

旅は道連2

趣味嗜好の異なる二人が一緒に行動(ドライブ・宿泊)するときのお話。
単独で行動するのもいいけれど(寂しさを感じることもあるし)しょうがないから連れて行くかぁ、というお話。

往路は道の駅巡りをすればトイレタイムを確保しながら野菜中心に一応ショッピングもできる。
復路は…、私は自然を眺めながら、できれば写真でも撮りながら歩きたいけれど、写真を撮ってる間、つれあいをずっと待たせるわけにもいかない。待たせながら撮るってのは気が焦ってなかなかできない。そのため一眼ではなくコンデジで十分、そして、撮らずに終わることも多い。
平坦な所なら少し歩ける程度のつれあいは、私には興味のないショッピングの方に向かいがちである。残念ではあるがそちらを優先するしかない。

宿泊先では…、温泉温泉と口にはするけど実際にはあまり入らないつれあいよりも、以前は温泉に入りたくもなかった私の方がより多く入ったりしている。
つれあいは何をしているか…、テレビを見ている。テレビなら自宅で見るのと変わらんだろう。一度聞いたことがあった。
「なにしたいの? どうしたいの?」「(泊まりに来れば)何もしなくてもいい」
確かにその体じゃ家事の負担が相当大きい。日頃、無理をさせている。何も言えなくなった。

「どこに行きたい?」… 具体的な返事はないから、決めるのは私。
大浴場・露天風呂・源泉掛流し…、部屋付きの露天もいいねぇ。望みは膨らんでいく。財布は薄くなっていく。