時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

夢を見たよ

校庭の片隅で祝宴。いや、祝宴じゃなかった、中学時代のことだから。運動会か何かのイベントのあとの食事会みたいなものか。
それが終わって、あるいは途中で、友人3人で横並びに肩を組み合って校舎の入り口に向かおうとした。
よろめいた、真っ直ぐには進めない。酔っていないのに。
そして、右のほうに曲がり始める。一番左側が速過ぎるからだ、いや、一番右の私が遅すぎるんだ。
フフフフ、3人で笑いながらよろめきながら校庭を横切り、やっと校舎入り口まで辿り着いた。
校庭を歩いて校舎の出入り口? そうじゃないだろう、ここは校舎屋上じゃないの?

とそこで、夢から覚めた。
私のすぐ隣は高校の時に初めて一緒になったT沢くん、その隣は… 目が覚めたら思い出せなくなった、ゴメン。
T沢くんは社会人となった翌年に交通事故で亡くなった。学校推薦ではなく一般応募での就職試験で希望の会社に入ったのに。
どうしているかな、いつかは会わないと。忘れられたかな。
もう四十数年経っているから。