時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

今宵は純白のキミと

tsukimisou1「この花は、紙風船をパァーンとつぶしたような感じに、クシャクシャッと咲くんだね」
初めて見たときの感想でした。ところが実は、そうではなかったのです。
日中はクシャッとした姿、しかし夜になると、…「ォオ何と、そういうことだったのか」と驚きでした。

ツキミソウといえば黄色い花の写真を多く見掛けますが、本来のツキミソウは、暗くなってから真っ白な花を開き、そしてピンクに色づきながら翌朝にはしぼんでしまうのです。
ですから私が目にしたものは、しぼみかけたツキミソウだったのです。

夜にしかお目にかかれない、翌朝にはさよなら。今宵は純白のキミと語り明かしたい。(「私も忘れないで」と月下美人が… 今年も咲きそうです。)