この設備、調子悪いな。あ、何だ、この仮配線は!
同僚の叫ぶ声を聞いて思い出した。
そういえば、この前も調子が悪く、それを調べるために私が仮配線をしたのだが、ちょっとした新たな不具合が出ていたような気がする。。。あれは夢だったのだろうか。
と思ったとき、夢から覚めた。
さっきの夢は確かに夢だったが、その夢の中で「夢だったのだろうか」と思ったのは、さっきの夢の中で見た夢なのか、それとも、以前に見た夢を思い出したのか。どっちだろう。
あ、いけない、もう夜が明け始めた。遅刻する‥
と慌てたが、実は、カーテンを締め切って薄暗くした部屋の中で、仮眠をしていたのであった。
さっきの夢は…、どうでもいいや。ゆっくりと仮眠をさせてほしいな。
夢というものは面白いもので、その夢のことを考えれば考えるほど、辻褄の合わないものが多い。