時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

Puppy Linux 起動

1CDで使える Puppy LinuxVAIO C1 (PCG-C1VR/BP) で試してみました。

Puppy Linux の最新版は 2.17.1 ですが、ここでは日本語版の puppy-2.16.1-JP.iso をダウンロードし、CDに焼きます。
その CD からパソコンを起動し、boot: では puppy ide1=0x180,0x386 と入力します。
(この時点では、= の記号は ^ のキー位置です)
途中の Copying pup_216.sfs to tmpfs... は少し時間がかかります。
あとは keyboard layout で jp106 を選び、Puppy Video Wizard で Xorg, LCD Panel 1024x768 を選べば、特に大きな問題はなく X が立ち上がります。(「ワン」と鳴きますのでご注意)
念のためコマンド xvidtune で確認すると、
 Resolution:1024x480 (1024 1048 1184 1344 480 489 495 525)
 Pixel Clock:42.41MHz, Horizontal freq:31.55kHz, Refresh freq:60.10Hz
xorg.conf の Screen/Display/Modes の "1024x768" を修正しなくても Virtual size 1024x480 として立ち上がってます。
ただし、デスクトップ画面左下の「接続」と右下の「ゴミ箱」アイコンがそれぞれ、「プレーヤ」「解凍」アイコンと重なります。適宜、移動してください。("1024x480" に修正しておけばいいです)

古いパソコンで動作させるには、Windows に限らず Linux でも最近のバージョンでは重くなってきました。
しかし、実用には耐えなくなっても勉強用には使えます。1CDのみで動作する Puppy Linux を試してみましょう。
大容量のハードディスクは必要としませんし、ハードディスクにインストールしなくてもいいです。
メインメモリはできれば128MB以上は欲しいですが、思ったよりサクサクと動いてくれるはずですよ。

puppy_shotPuppy Linux(パピーリナックス)日本語版
パピーリナックスにようこそ
Puppy Linux