時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

USBメモリからLinux起動

Debian GNU/Linux 4.0 を USBメモリに普通にインストールしてみました。

Debian はすんなり立ち上がりました。

パソコンの BIOS/Boot の設定を変えることができさえすれば、いつでもどこでも、この USBメモリから自分専用の Debian システムを立ち上げることができます。

ただ、今回使用した USBメモリは 1GB のため、最小構成にもかかわらず残りの容量は 600MB程度です。

やはり GUI を使いたい、また、失いたくない大事なデータを USBメモリに保存して持ち歩きたいとなると、容量的に苦しくなります。

今回は可能性を試しただけで、結局はこの USBメモリは普通の保存媒体として使うことになるでしょう。

 


(インストール)

Debian インストーラCDからパソコンを起動する。

USBメモリは /dev/sda として認識される。

パーティションは手動で設定する。

スワップパーティションは作成しなかった。

GRUB ブートローダのインストール先は /dev/sda とする。

インストールするソフトウェアは、ラップトップと標準システムのみの最小構成とする。

インストールが終わったら CDを抜いてパソコンを再起動する。

その際、BIOS/Boot の設定画面では USBメモリは Hard Drive (USB) として認識されるので、USBメモリの起動順位が内蔵HD よりも先になるように設定変更する。

GRUB メニュー画面が立上り、5秒後に Debian が自動で立ち上がる、、

とはならない、そのままでは。

USBメモリはインストール時には 内蔵HD に次ぐ二番目の HD = (hd1,0) として認識されていた。

BIOS の設定で USBメモリが内蔵HD よりも先に起動するように変更したため、今度は一番目のHDとして認識された。

そこで、GRUB メニュー画面で e キーを押下し、root (hd1,0) を root (hd0,0) に修正後、b キー押下すれば Debian システムは立ち上がる。

立ち上がったら、/boot/grub/menu.lst, /boot/grub/device.map など、現状に合うように修正し、コマンド update-grub