時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

本当にあった話

夢のように感じた、しかし、本当にあった話です。

今となっては細かな描写は最早できませんので、端折って書きます。

「(ぶつぶつ、ごにょごにょ)と唱えれば、不思議と上から降ってくるんだよ」

「え〜、そうかな。(ぶつぶつ、ごにょごにょ)」

すると、上から何やら落ちてきました。

それも、唱えれば唱える程、多数。

白い、きらきら光り輝くものです。

「お、これはダイヤモンドじゃないか。ぉお、これは大きいぞ。正に夢のようだ」

現場に居合わせた誰もが、我も我もと、拾い始めました。

大きいもの、小さいもの、とにかく何でも拾い集めます。

これでもか、これでもか、と、誰かが上から撒き散らしているようです。

やがて、誰かがぽつりと漏らしました。

「これって、、甘いんだよな」

そうなんです。ダイヤモンドのように見える「菓子」だったようです。

あちこちから洩れ出す「クスクス」「ぐふグフッ」・・

多様な笑い方、皆、必死にこらえてます。

夢のように感じて終わった、本当にあった話です。


(夢のように)

(夢のように)

夢のように感じました。と、そこで目が覚めました。

という、本当にあった(見た)夢 の話でした。オソマツ。