時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

暖かいお風呂へどうぞ

家内が席を立ったついでにお願いしました。

「あ、そっちに行くなら、ついでにお風呂入れといて。」

「そっちに行かないけど、入れてあげるよ。」と、確かに家内の返事を聞きました。

十数分後、いつものように風呂場へ。

衣服を脱いで浴室に入り、体にお湯をザーッとかけて、浴槽の蓋を開け、「さて、、」と浴槽へ足を入れて、

 

「あっ! 何だこれは? お湯がない。」

そういえば、いつもの「もうすぐお湯が沸きます」も「お湯が沸きました」も聞かなかったけど、まさか、浴槽にお湯が入っていないとは。

家内はお風呂の運転スイッチをオンしたのですが、お風呂自動のスイッチを押し忘れたのです。

濡れてしまった体を拭いて出直すのも癪だし、寒い中(最近また寒くなったんですよね)体を洗い、そして、半分も満たされていない浴槽にできるだけ横になり、お湯が一杯になるのを待ったのでした。

「ハイ、次の方、暖かいお風呂をどうぞ。」