時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

思い出せない

会社での出来事、いや、出来なかったこと

お昼過ぎ、何かを言おうとして、何かをやろうとしていて、それが何だったか思い出せないでいた。

1時間経ち、2時間経ち、、もうすぐ帰る時間だぞ、となっても、思い出せないでいた。

・・・

「あ、思い出した」

思い出した喜びが素直に声となって出た。

近くにいた人は「何だい?」と怪訝そうな顔。

しかし、その直後、

「ぁ、何だったんだろう」(小さな声)

そう。

思い出した、と言った瞬間に、また忘れてしまったのだ。

今、自宅。

夕食も終え、何だったんだろうと考えるが、未だに思い出せないでいる。

これ、今日の、自分自身の本当の話。