時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

時間よ止まれ!

今年も早、半年が過ぎ、七夕も過ぎ、誕生日も過ぎてしまった。

歳と共に月日が経つのが早くなる、と言われたことがあるが、まさにその通りである。

以前にも書いたような気がするが、「定年」という言葉にはあまり感じないが、「還暦」という文字は目にしたくない。

その年齢まであと何年、と数えられるようになってきた。

ただただ、月日が過ぎ去っていくようである。

時間よ止まれ!

腕時計が昨日の時間で止まっていた。

十数時間も時計の時間を進めてやった。

まだ1時すぎか、いや、そんなはずはない。

居間の掛け時計まで止まっていた。

電池を交換しようとしたけど、買い置きがない。

以前、乾電池をたくさん買い置きしていたことがあったが、使わないうちに液洩れをおこされたことがあり、必要になったら買うことにしていたのだ。

買いに出かけようとしたけれど、雨が降ってきた。

雨の中を出かけるまでもないため、あとで買うことにした。

いつものくせで、ついつい、居間の掛け時計を見ようとする。

時間が見えなくなってしまった。見えない所で時間は刻みつづけている。