時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

加減乗除?

1に1を掛ける。その結果にもう一度同じ値を掛ける。それを繰り返す。
 1x1=1 1X1=1 1x1=1 ・・いつまでたっても結果は同じ。

今度は1よりちょっと大きな値を掛ける。同じように繰り返す。
 1x1.1=1.1 1.1x1.1=1.21 1.21x1.1=1.331 ・・結果は次第に大きくなる。

今度は1よりちょっと小さな値を掛ける。同じく繰り返す。
 1x0.9=0.9 0.9x0.9=0.81 0.81x0.9=0.729 ・・結果は次第に小さくなる。
次に、1よりちょっと大きな値を掛けてみると、
 0.729x1.1=0.802 0.802x1.1=0.882 0.882x1.1=0.97 ・・増える。

掛ける値が1より少しでも大きければ結果は次第に大きくなっていくが、
1より少しでも小さければ徐々に細っていく。
掛け算ではなく足し算だったら、値が1よりどんなに小さくても徐々に増える。

ちょっと考えた。「人生は 加減乗除の 組合せ」かなぁ?
例えば、人生 x 病気。(病気 < 1 )
1よりちょっと小さな値の掛け算を繰り返すだけではなく、
うまい具合に足し算を併用できないのかなあ、と。

一人、旅

「ただいま」と言ってもその返事はない。
「誰もいるわけないよな」とつぶやき、さて、何しようかな。
時間はたっぷりあるはずなんだけど、いつもと違う生活。
やるべきことがないわけではない。何から手をつけていけばいいのやら。

身体を鍛えても優しくはなれないかもしれないけれど、優しい人であり続けるためには、基礎体力が必要なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

確かにそうだと思う。
体力が落ちれば心にも余裕がなくなる。つい、荒げた言動になったりもする。
それは分かっているんだけど、受ける側としては・・
・・と勝手なことを言っているが、私自身、以前は相当荒げた言動をしたこともあった。
年をとって少しは丸くなった(と思う)。今になってはもう遅いけど、反省。

独り身はいいなぁ、一人旅ができて、と思ったこともあったけど、いざ一人になってみると・・今ではやっぱり寂しいね。
そうだよ、道南旅行のとき、列車1両にたった1人というのが結構長い時間続いて、それ以降、それまで好きだった一人旅は止めたんだろうよ。

一人旅もいいけど二人旅もいい。家族の旅行もいい、グループ旅行もいい。
旅のできるときに旅をしておこう。そして楽しい思い出をたくさん作っておこう。体力のあるうちに。
子は親元を離れて二人となり、そしていつかは一人となる。

腕時計

最近は腕時計を使っていない。時間に縛られる生活をしていないのでスマホ時計で十分である。だから腕時計はもう何ヶ月間もサイドボードの上に置きっぱなしであった。

ある日、その腕時計を見ると、「ぉ~ぃ」と小さい声で呼びかけるかのように、時分針は正確だが秒針が2秒ごとに進んでいた。「助けてくれ~」と言わんばかりに。
ソーラー式なので放っといても充電してくれるのだが、天気が悪く充電には明るさが足りない日が長く続いたのだろう。明るい場所に置き直して数時間後、キチンと秒針が進むようになっていた。

ついでに久々に腕時計をつけてみた。元々細い腕で少しぶかぶかだったが、ホコリの少し付いた腕時計はさらにぶかぶかになっていた。

 

夢の話は?

f:id:saitoy05:20160919144912j:plain:w150:right寝るには早いかなと思いつつ室内照明をオフにした。
すぐには真っ暗にならずホタルックの光が残る。
やがて眠りにつく。いや、なかなか眠れない。
いろんなことが浮かんでくる。これまでのこと・・。
よく覚えていないが、「あ、これは夢であってほしい」と思ったその時に目が覚めた。
夢であってほしいと思ったその夢は何だったんだろう。

「今日のお昼は外食しない?」と誘われた。「友達から先日聞いたそのお店に。」
今日は雨が降ったり止んだり、あまり気が乗らなかったが、こういうときに断るものではない、と近頃悟ったので出掛けることにした。
駐車場は5台だけと少ない。我々が着いたのは開店10分前、2台がすでに停まっており3台目が停めようとしていて、我々は4台目だった。「良かったね、停められて。」

ところが、1台が開店を待たずに去っていった。家族連れで来ていた左隣の車から一人降りたと思ったらすぐに乗り込んで去っていった。今度は右隣の車が・・。
ガ~ン、昨日今日と連休だった。10分間の期待は無駄に過ぎ去った。ゴ~ン。

「それじゃ(自宅の)近くに行こう」という提案に、大丈夫かいなという不安は言い出さずに素直に従った。「先着5名様限り\1980が\500というのがあるよ」「(もう11時半過ぎてるから・・)」私は口に出しては言わなかったけど雨の音は強くなってきた。

二つ目のお店に着く頃には雨は小降りとなってきた。もう5台以上が停まっていた。
しかし、誰もがその\1980を頼むわけではない。\500になるよ、とお店の中に貼りだしてるわけでもない(多分)。
「これ(\1980⇒\500)まだありますか?」「はい、ありますよ!」
海鮮丼 極、祝日でも提供するんだね。

ある日、「こういうものが引き出しから出てきたよ」と言われたのが金銭出納帳。
そういえば昔、少ない小遣いの使い道を書いていたっけ。全部お見せできないからその切れっ端を載せておく。
f:id:saitoy05:20160919145715j:plain:w300
フィルムを何本か買ったようであるが、パソコンに取り込んだ私の写真にはその頃のものはない※。アルバムに貼った写真を全部パソコンに取り込んだわけではないが、きっと、多く撮ったけどいい写真はなかったんだろう。いや、仕事で忙しかったんだ。(そのフィルムはどうした?)

今日は雨が降ったり止んだり、明日も降りそうだ。夢の話は流れていった。

(追記)
※子どもの写真がたくさん残っていた。あの頃は可愛かったなぁ、二人とも。

ランタナ

f:id:saitoy05:20160917151205j:plain

この花はとても丈夫ですね。落葉して見苦しくなったのでかなり大胆に切り戻したものや、伸びすぎた枝を切り取って適当に地面に挿しておいたものが大きくなり、花の色に変化をつけながら咲いています。
我が家では毎年地面近くまで切り戻しているので大きくなったものを見たことがなかったのですが、あるとき私の背を超えたビッグを見たときはビックりしました。
とにかく丈夫そうです。国際自然保護連合「世界の侵略的外来種ワースト100」や環境省「要注意外来種生物リスト」に指定されていることをさっき知りました。

でも、丈夫ってことはいいことですよ。体が丈夫、心も強い、心も体も健康! 常にそうあればいいことです。今年の年賀状には「健康が一番」と書いていたんですが・・。
病気になると、体だけではなく心まで病んでくる、言動がきつくなってくる、いいことないです。
病気にならないためにはどうすればいいか、それは普段から・・もう分かり切っていることです。それができないから・・現実となってから悔やむんです。悔やむよりは反省しなさい・・もう遅いんです。悔やむことにならないように普段から・・(と、また言う)

男心・女心と秋の空 を書こうかな、と思っていて七変化を見たら、ちょっと違う方向へ進んでしまいました。おわり。

近況報告 のつもり

ある晩のこと。寝ていると何やら怪しげな音がした。
耳を澄ます・・(静寂)・・・あ、また音が。
蚊? いや、違う、ぷ~ん じゃない。
ネズミ? いや、違う。それじゃ、コウモリ??
??
な なんと、自分のお腹からだった。
ちゃんと夕食を食べたのになあ。

--

昨日、2ヵ月ぶりに芝刈りを行った。狭い庭であっても私には大仕事。
前回よりも丁寧に刈り込んだので10時から16時ころまでかかった。
刈り込みバサミでジョリッジョリッ。長く伸びてるのでそう聞こえる。
三分の一くらい終えたところでの昼食は柿ピーでごまかし、頑張った。
ジョリッジョリッ。疲れたのなんのって。三分の一残そうかと思った。

この日は涼しかったし、日中の雨はなさそうだったので、始めたのだ。
翌日は雨予報だ、数日間できなくなる、これくらいで止めるのか、と。
ジョリッジョリッ。あと六分の一・・あともう少し、さあ頑張れ、と。

最後のジョリッ。もう疲れたのなんのって。やはり一人じゃ大変だよ。
シャワーを浴びて体重を測る・・この数か月間で3kg減った痩せ体。
それがさらに1kg減のレッドカード状態。でも身体動かしたからだ。
そう言い聞かせながらビール、そして夕食。よし1kg取り戻せたぞ。

この夏は暑さに負けてゴロゴロするばかり、体を動かしたのは久々だ。
今日は体のあちこちが痛い。でも、雨が降ってるのに気分は悪くない。
普段から少しでも動いていれば身も心も健やか爽やか!だったろうに。

--

芝刈りを始める前に朝顔のカーテンネットを片付けた。
大輪だよ、と言われてもらってきた朝顔の種。
数年前にゴーヤのカーテン、その後は緑のカーテン無しだったが、花の咲くカーテンもいいかな、と期待しながら植え付けた。
植え付けが少々遅かったので開花も遅かった。やっと咲いた、一つ。しかし・・
あんれ~、元気がなくてお昼近くを感じさせるし、しかも小さいよ~。
翌日また咲いた。やはり一つの青い花。その数日後また一つ、累計三つの青い朝顔
さらに待つこと数日、あちこち咲き始めた。またもやしかし・・
ちっとも大輪じゃなく、しかも白・白・・なんだよ。
ガッカリしたなぁ。朝顔らしい色じゃなくて白(白さんゴメン)、白なんだよ。
結局、朝顔のカーテンと呼ぶにはスカスカで、綺麗さ涼しさを楽しむこともなく、いつしか秋の気配を感じるようになってしまった。

この朝顔の種をくれた方、実はその方も「大輪の朝顔」ということで他の方から頂いたんだそうだ。でも、咲いたのは白・白・・ 我が家よりも何倍もある大きな白花カーテン。

透過して見える景色、壁や天井・床に映るその景色、不思議な空間であった。
f:id:saitoy05:20170516175526j:plain
どれがどこにどう映ってるんだ? 考えてもすぐには答えが出ない。
別な部屋では自分を映してみた。歪んだ姿、でもそれは間違いなく自分自身だ。
鏡空間、不思議である。鏡面の仕上がり・組み合わせで映り込むのが変わってくる。
左右上下反転、ひょっとしたら裏返しにもなるのか。今の私はその不思議な空間にいる。

天井への映り込みを取り入れるだけでも景色が変わって見える。
f:id:saitoy05:20151118095506j:plain

そうなんだ。時々は自分自身を鏡に映してみなければ。
ほら、怖い顔をしているぞ。そのまま固まってしまうぞ。それでいいのか。