時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

腕時計

最近は腕時計を使っていない。時間に縛られる生活をしていないのでスマホ時計で十分である。だから腕時計はもう何ヶ月間もサイドボードの上に置きっぱなしであった。

ある日、その腕時計を見ると、「ぉ~ぃ」と小さい声で呼びかけるかのように、時分針は正確だが秒針が2秒ごとに進んでいた。「助けてくれ~」と言わんばかりに。
ソーラー式なので放っといても充電してくれるのだが、天気が悪く充電には明るさが足りない日が長く続いたのだろう。明るい場所に置き直して数時間後、キチンと秒針が進むようになっていた。

ついでに久々に腕時計をつけてみた。元々細い腕で少しぶかぶかだったが、ホコリの少し付いた腕時計はさらにぶかぶかになっていた。