時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

村檜神社から峠越えて

これは、唐沢山神社から峠越えて の続きです。

午前、村檜神社までやってきました。午後はここから桜峠を越えて大平下駅までです。運動不足な私が先のことも考えずに歩きました。歩きました。疲れました。

いい景色ですねぇ、どの山を越えていくんだろう。

途中疲れたので、ある公民館の日当たりのいいところで休みました。日陰で座れるところがなかったのです。
田圃作業のために軽トラでやってきたおばちゃんが、「そこで休んだら・・」と言ってくれました。お言葉に甘えて座った所は、屋根があるけれどゴミ収集所。空き缶やゴミ袋が置いてある中で、あまり汚れていない段ボール紙があったのでそれに座ることにしました。

お決まりの「どこから来たんだい?」「これからどこへ行くんだい?」「よく歩けるねぇ、私なんか歩いたことないよ」というおばちゃんでしたが、体が丈夫でなければ農作業なんて出来ません。私なんか、これ以上の衰えを少しでも遅らせようと暇に任せて歩いてるんですから。

先へ進みました。疲れました。途中で歩くのを止めたくなりました。桜峠まで1.1kmという標識がありましたが、山道の1kmは結構長いんです、私には。

何回も何回も休みながら少しずつ登っていきました。もうダメです。ふと、登ってきた道遠くを見ると、ややや、誰かが登ってくる。(画像クリックで拡大) 

桜峠の東屋まではもう少し。追いつかれる前にもう一頑張り、と。

東屋ででしばらく休むことにしました。桜峠から西側の眺めです。

ここから先はほとんど下りです。途中の清水寺は素通り、その先の大中寺も「桜咲くパノラマのみち」で一度行ってるのでパス、ひたすら駅目指して。

maruyosi.hatenablog.com

写真撮影が少なかった桜峠越えて駅まで、途中の竹林を載せておきます。

こうして午後の 関東ふれあいの道・栃木県コース10「かかしの里・ぶどうのみち」は終わったのでした。



(M-241-GPS + カシミール3D)


唐沢山神社から峠越えて

JR両毛線、東武佐野線と乗り継いで田沼で降りました。目指すは唐沢山神社、2度目となります。

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この鳥居を横に見ながらそのまま車道を進み、途中から山道に入ります。

崩落した箇所がありますが別階段がきちんと整備されており危険なところはありません。

駐車場に着きました。


大険山とも例えられる天狗岩がありましたのでちょいと登ってみました。


築城以来今日まで水が涸れたことがないという大炊の井を通り過ぎ、神橋を渡ります。



ここ唐沢山神社から諏訪岳へ向かうのですが前回とは逆のルートになります。

見晴らしがちっとも良くないらしく前回立ち寄らなかった見晴休息所、今回は行ってみました。
消防無線の工事が行われていました。
鉄塔に登ったらさぞかし素晴らしいことでしょう。

京路戸峠へは右へ進みます。でも、左へも行けそうだったので行ってみました。

一番高い所まで行ってなお先へと進みました。
しかししかし、途中からかなりの急斜面となって、下り始めたら戻ろうと思っても登り戻れなくなりそうな、また、京路戸峠への道から大きく外れそうな気がしたので、断念して戻ることにしました。

緑の矢印が蜘蛛の巣に引っかかりながら無駄に往復した箇所です。

京路戸峠に着きました。

多田駅から登ってきて、あるいは諏訪岳往復の前後に一休みできるところです。

諏訪岳に登るか村檜神社方面へ下りるかの分岐です。諏訪岳を目指しました。

風が強かったです。ザワザワ~と木々が音を立てていましたが、そのうちにザザ~、ザ~~ザ~~、とにかく強い風でした。
結構急坂なので無理して登ることもないか、とも思ったのですが、かなりのお年のおじいちゃんが下りてきたのです。これはやっぱり登るしかないな、と。

諏訪岳山頂に着きました。前回と変わり映えしない写真となってます。


先ほどの分岐まで戻り、村檜神社方面へ向かって山道を進みました。

斜面を野生動物が歩いてるのがチラッと見えました。
しばらく進むと、しかっと見えませんが.. (画像クリックで拡大) 

これはズームだ..とモタモタしてるうちに、道を横切り斜面を駆け上がっていきました。

こんな急斜面を素早く駆け上がれるとは何者?

とか言いながら歩き続け、村檜神社へ着きました。


ここまでが、関東ふれあいの道・栃木県コース9「松風のみち」となります。



(M-241-GPS + カシミール3D)

ここから栃木市ふれあいバスを使って岩舟駅に戻るか、コース10「かかしの里・ぶどうのみち」へと進むか、さて、どうしましょうか。
バスは日中2本だけ、今11時ころ、次は11:26、待てばバスに乗れます。
とちぎの公共交通らくらく情報案内

村檜神社から峠越えて へ続く)

栃木パスポート

f:id:saitoy05:20150428124500j:plain:left 先日、道の駅もてぎを訪れた際、栃木パスポートに初めてスタンプをもらいました。
栃木パスポートって何?
あまり馴染みがないですよね。
私が知ったのは昨年ですが、今回初めて利用しました。

栃木県内観光が少しでもお得になるように、簡単に紹介します。

・「栃木パスポート」を栃木県内観光施設・飲食店・宿泊施設等「おもてなし施設」(本日現在826箇所の協賛施設)で提示すると、各種割引・プレゼント等の お も て な し が受けられる。
・栃木県内5エリア(日光・那須・県央・県南・県東)を巡って おもてなし施設を利用し必要数のスタンプを集めると、賞品の当たる抽選に応募できる。
・パスポートは ビジター → リピーター → ファン とステージアップでき、ステージが上がるほど賞品が豪華になる。

県内どこでもパスポートを利用できるわけではなく、また、パスポート発行は無料とはいえ、発行所が限られています。事前の下調べが必要な点が少々面倒です。
栃木県外の発行所は、東京スカイツリータウンの栃木県アンテナショップ(とちまるショップ)です。

チラシ等に印刷してあるクーポン券を切り取り、あるいはスマホアプリのクーポン券や会員証を提示することによって何らかの特典・割引が受けられる、というのが多いですが、そういうものがあることすら気付かないことも多いです。
大したことがない特典・割引であっても、そのときに気付かなかったことは少々残念ではありませんか。

栃木パスポートも常に持ち歩き、おもてなし施設のノボリまたはステッカーのある施設を見つけたら利用する、ということにします。
因みに、パスポートということで、利用は所持者本人のみ、一応、有効期限もあります。

芝桜のジュウタン

パンフレットには、総面積2.4ヘクタール/本州最大級の芝桜ジュウタン、とありました。
芝ざくらまつりが4/11~5/10、市貝町芝ざくら公園で行われています。
今年で開園10周年を迎えるそうです。
市貝町芝ざくら祭り

大型連休はもうすぐ(すでに超大型連休に入ってる方もいるかもしれません)、今日は一応平日ですのでそんなには混まないだろうと、9時半過ぎには着くようにしました。
そのときは余裕で駐車できましたが10時過ぎた頃には道路に車が並ぶようになりました。
すぐそばの第1駐車場に入れない場合には、少し離れた第2駐車場からシャトルバスを利用するといいかと思います。
私は園内をさら~っと歩き、野菜などを買っただけで帰りましたが、時間に余裕があれば芳那の水晶湖を一周してみるのもよいでしょう。


芳賀富士を越え、道の駅へ

先週、益子の森展望塔から芳賀富士を眺めました。

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標高272mと低いですが眺めただけじゃ、というので昨日登ってみました。

今回も自宅から駅まで歩くつもりでしたがカミさんが車で送ると強く(笑)言うので、、。車は速いですね、先週より30分早い列車に乗ることが出来ました。でも、乗換えの下館では接続30分待ちになり、結局、先週と同じ列車で七井まで行きました。
今度は関東ふれあいの道・栃木県コース20「風薫る山里のみち 」を通って茂木までです。
午後はにわか雨が降るかも、という予報です。さあ、急ぎましょう。

しばらく進むと前方に芳賀富士が現れました。富士という名前がつくだけあっていい姿をしていますね。
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安善寺は芳賀富士の麓にあります。その安善寺への途中で見えた芳賀富士です。
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安善寺が見えました。桜咲いてる頃だったら見事なことだったでしょう。
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足元を蛇が通り過ぎました。

安善寺から芳賀富士山頂を目指します。
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この手前を右手に向かうと安楽寺・道の駅もてぎ方面です。
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芳賀富士山頂に着きました。地元では大平山とも言われてるそうです。
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南側、見えるのは芳賀郡最高峰の雨巻山でしょうか。
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西側です。
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山頂では私の他には蜂がブンブン、熊蜂なんでしょうか、2cm位の黄胸・ずんぐり黒腹。飛び回ってうるさいので早々に次へ向かうことにしました。
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降りる途中、登ってくる一人の山歩きと出会いました。茨城の方で、私と同じくこのあと茂木駅方面へ向かうそうです。

先ほど登った芳賀富士を振り返りました。
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のどかです。蛙の合唱の似合う風景。
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f:id:saitoy05:20150425095834j:plain:w300:left と思ったら、とちぎのふるさと田園風景百選認定地でした。
おばあちゃんが仕事をしていました。

写真を撮りながら歩いていたら芳賀富士で出会った方に追い着かれました。
私は引き続き写真撮影しながら、その方はサッサッとウォーキング、せっかくなので遠くから1枚、ご覧になることはないでしょうけど。
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安楽寺に着きました。
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安楽寺の次は最後の目的地である道の駅もてぎを目指します。

水の流れ落ちる音が聞こえる逆川、もう少し早ければもっと良かったことでしょう。
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もうすぐです。。。着きました。
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道の駅もてぎは今年初め、国土交通省より道の駅全国モデルに選定されました。
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この時点で11時過ぎ、下りSLの通過まで数十分もあります。
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いい撮影ポイントはどこなのかも知らず、人の少ないところで待ち続けます。

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待った割にはいい写真が撮れずがっかりです。

それでは上りSLも狙おうか、と、昼食をとりながらさらに1時間以上ブラブラと。
でも、天気予報通りに暗い雲が近づいてきました。SLまではあと1時間もあります。
雨に濡れるよりは当初予定になかった上りSL撮影は止めてもう帰ろう、と、2時間以上いた道の駅をあとにしました。
ポツリ..ポツ.. まずい。結果としてはそのポツ..だけで終わり、大丈夫だったようです。

茂木駅ではそのSLが待機していました。
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待機中SLを私の乗った列車からパチリです。
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乗換えの下館ではまた待つこと40分、発車の3分前にSLが下館に到着しました。
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駅から自宅への3.5kmは歩いて帰りました。

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M-241-GPS + カシミール3D

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西明寺から益子の森へ

朝5時、外はもうすっかり明るくなっており、寝ているのは悪いような気がしてきます。
だからというわけではありませんが、最近は4時ころに起き出したりしてます。

昨日は5時半過ぎに家を出ました。まだ6時前だからでしょうか、それとも日曜日でゆっくりしたいんでしょうか、外を歩いてる人はほとんど見かけません。駅までの約3.5km、久々に歩きました。

水戸線の列車に乗り、下館で真岡鉄道に乗り換え、行き先は・・
間違って真岡で降りかけました。違う、そこじゃない!
北真岡を過ぎると6kmくらいあるんでしょうか、真っ直ぐな線路が続くよどこまでも、なんて考えてたら大きくカーブして「次は益子」、慌てて降りました。
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春と秋、陶器市が行われます。
車では何回か訪れたことがありますが、列車では初めてでした。
陶器市はまだですしそれが目的ではないので、早速、以前から一度行ってみたいと思っていた西明寺へ向けて歩き始めました。
途中、ウグイスが鳴いてました。我が家の庭で聞いたウグイスよりは上手でした。「ホー~ホケキョ、ホーホケキョ」などと。

西明寺です。
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f:id:saitoy05:20150419083743j:plain:w300:left四方竹。一般的な竹の茎は円筒形ですがここの竹は四角形です。

権現平からの眺めはあまり良くありませんでした。
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窯眺橋を渡りました。
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自然公園益子の森に着きました。標高約190mの所に高さ20mの展望塔があるんです。
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展望塔から北側の眺めです。

アップしてみると、

目一杯アップします・・・芳賀富士です。

南側には、先ほど通ってきた高館山が見えます。

益子の森は面積約31haのなだらかな丘陵地であり、散策路やトリム施設があります。
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実際のところ、こういうトリム施設はどの程度使われているんでしょう。

吊橋があるので行ってみました。渡る前はあじさいばし、渡り終えると紫陽花橋。
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益子の森の入口に位置するフォレスト益子は撮っただけで、七井駅へ向かいました。
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須田ヶ池

11時半過ぎだったでしょうか、汽笛が聞こえてきました。SL運行の日だったんです。
会社に入って間もない頃は撮りに出掛けたのですが、今ではその気があまりありません。

途中立ち寄った円通寺境内にて。同じ枝に紅白、一つの花でも紅白。

七井では次の列車まで30分待ち、仕方ないですね、帰りの列車時刻は特に意識してませんでしたから。

一時、ポツリポツリと落ちてきましたので、小山駅まで迎えをお願いしました。
カミさんの待つ車に向かって歩いてると、何やら笑ってるような感じです。
変なおじさんが近づいてきたと思ってたんだろう?・・・ピンポンでした。

(一昨日の我が家の紅)

関東ふれあいの道・栃木県コース19「焼物としいの木のみち 」
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M-241-GPS + カシミール3D