時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

JR150

2人合わせて88歳以上の夫婦を対象とするお得な切符フルムーン、初めてこれを聞いたときは随分と先の話だなあと思っていたが、いつの間にか88どころか3桁100をとっくに超えたのに、一度も利用しないうちになくなったようである。グリーン車に一度はのんびりと乗ってみたかったなあ。

大人の休日倶楽部には入っていた。会員パスを何度か利用して帰省したり、企画旅行には1~2回参加した。でも、年会費を払い続けるだけでそれに見合うだけの利用にはならなかった。数年前、終活の一環として退会した。

つい最近になって、鉄道開業150年記念ファイナルJR東日本パスというのを知った。発売期間はもう終了したが、辛うじて間に合った。連続する3日間乗り降り自由、普通車指定席が4回まで可能というものである。休日倶楽部会員に限らない。これならいいんじゃないか、と日帰り往復約1200km乗った。新幹線乗車は4年半ぶり、疲れた。帰りは車内で駅弁を食べたが、普段でもしょっちゅうむせるというのに、隣の客に迷惑をかけないよう気を使い過ぎてむせそうであった。でも、美味しかったよ。

新幹線車内誌トランヴェール3月号の表紙は只見線の春というものであったが、見覚えのある写真と似た景色だった。

私が撮った時期は秋の10月であるが、似ているよね?!

当時私は車を持っていなかったから駅から撮影地まで徒歩。SLの通過する時間を考えて駅に着き、そして歩く。撮影を終えた帰りも駅まで歩いて戻る。列車の本数は多いわけではない。カメラバッグ肩に掛け、結構頑張って歩いたんだろうな。この写真の時は何十分歩いたんだろうか。(撮影地は曖昧であるがGoogleMap で見たら片道約40分?)今はもうそんな趣味はないし、もう歩けない(笑。