先日ある店で、「これ、どうかな?」と言うので「いつも使っているのよりサイズが大きいね、合わないよ。ペーパーフィルターはサイズがあって、ドリッパーに合わせなきゃ」と答えた。
店内をぐるっと回ってまた先ほどのペーパーフィルターが目に入った。2~4杯用と書いてある。うん、今使っているのは1~2杯用、2 という共通の数字、よし、買おう、と手に取ったのは迂闊にも私自身だった。
家に帰ってドリッパーにセットしようとするとそれは明らかにサイズ違い。だから以前からサイズがあるよと言ってたじゃないか、どうして 2 という数字に惑わされるんだ、と自分自身を叱りつけた。
翌日朝、大きめのドリッパーを探したら見つかったので今日は2人で3杯にしよう。豆を取り出してミルに入れる。あ、このミルは2杯用だった。
2回に分けて豆を挽いた。でき上がったコーヒーをカップに注いだ。思ったよりも多い。朝食後のコーヒーにしては多すぎた。もうちょっと飲みたい気がするね、でやめとくのがいいんだ、なんて話したこともあったのに。
その後は、2~4ペーパーフィルターを大きめのドリッパーに、コーヒーは2杯分と少な目に、大は小を兼ねるとはこのことだ。