時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

歯が抜けた

という夢を見た。

数ヶ月前、食事で噛むときに最奥歯(第二大臼歯)が痛むことがあった。
痛みはほんの少しであり一時的なものだろうと放置していたが、1ヶ月近く経っても痛みが消えることはなかった。
歯茎が腫れることもあり、また、「リンゴをかじると血が出ませんか」の病気の心配もあったので診てもらった。

炎症を起こしているからと抗生剤を4日分渡された。「全部飲み切ること。それで痛みが取れないなら再度処方する」と。
2回目の処方でも痛みは残っていたが3回目の処方は受けずに(私には関係ない)大型連休が始まった。
その頃の奥歯は、ほんの少しぐらついてるんじゃないの、という程度の感触であった。

それから数ヶ月、相変わらず歯の痛みがあって奥歯では噛めない。
噛まなければ痛くはなく、噛んで痛いのは…
噛むのを奥歯に頼れないため上品に前歯主体で噛む。すると、噛んでしまうのだ。頬の内側、舌、唇… うっ、痛い。歯の痛みより余計な所を噛んだ痛みの方が大きい。
そんな食べ方なので、食事会なんかには参加できない。緊張して噛みまくるから。

そんなあるとき、その奥歯が抜けた夢を見たのだった。
抜けた歯の根っこはイラストでよく見るような形ではなく、歯冠部分と同じようなゴロンとした形であった。変な奥歯だなぁ。
夢から覚めて奥歯に触ってみた。抜けてはいなかった。でも、歯のぐらつきがはっきりと分かるようになっていた。

つい最近、歯を軽く噛み合わせるだけでズキンと痛むことがあった。
柔らかいものでも思うように食べられない。こりゃ困った。
翌々朝には以前のような少しの痛みに戻ったけど、再発すると困るので数ヶ月ぶりに診てもらった。

「歯がぐらつくのは歯の根っこが割れているから。抜くしかない」だって。
「リンゴをかじると…」の病気じゃないと言われたのでそのことは喜んでいいのだろうか。でも、1本抜かれるんだよ。残る大臼歯は第二が1本、第一が4本。

今月末に抜歯予定。
抜歯は何の問題もなく終わるんだろうか、と考え過ぎると飯が食えなくなる。

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歯ァ?ここまで書くの、と言われそうな、そう思いながらの半年間の奥歯痛記録