時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

定年後の老いらく短し

いつものようにWeb記事巡りをしていたら「定年後の『老いらく』は短い」というのが目に入りました。

雇用延長で65歳まで働いた場合、退職後の元気な期間は男性6年、女性9年しかない。

漫然と働き続け、動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しい。

(元記事:意外に短い「健康寿命」… 日本経済新聞Web刊 2015/7/24

健康寿命に関しては昨年末の私の記事にも書いてあります。

maruyosi.hatenablog.com

平均寿命は男性は80.21歳、女性は86.61歳、一方、要介護や寝たきり状態になることなく日常生活を送れる健康寿命は、男性71.19歳、女性74.21歳です(2013年)。
平均寿命と健康寿命の差は、男性9.02年、女性12.4年、この年数が要介護などになる可能性が高いということです。平均ですからね、平均。。やっぱり長いです。

健康寿命を延ばすには常日頃から体を動かし頭を使う、つまり、働き動き続けることなのですが、日経記事にある通り、「漫然と働き続け、動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しい」、確かにそうです。
年金支給開始65歳から健康寿命に達するのは、あっという間です。

年金を受け取りながら時悠生活を満喫、私の老楽、あと何年なんでしょうか。
いや、まだ時悠生活を満喫できていないのです。
---
これまでに何度か書いていることですが、プロフィールにもある通り、この「五差路」は迷いを感じながら書き始めました。
私が感じる「時」の流れは加速度をつけて速くなってきています。
その日その時を大切に過ごさなければ.. 迷い悩みはさらに増すばかりです。
迷い悩んでばかりいないで悠々自適な生活を送ってみたい、そういう願望も込め、ブログ「時悠生活」(時悠帖&旅ログ)を追加したのでした。
しかし現実はやはり厳しく、時悠生活の思い虚しく時は流れていくばかりです。
働きたくても働けない方がいる中、いくら私の造語とはいえ、時悠生活なんて言葉をブログ名に掲げ続けていいんだろうか、と、また余計なことを考えたりもしました。
そして、カテゴリーを見直した際に「時悠生活」を「五差路」に統合、現在に至ってます。

栃木パスポート

f:id:saitoy05:20150428124500j:plain:left 先日、道の駅もてぎを訪れた際、栃木パスポートに初めてスタンプをもらいました。
栃木パスポートって何?
あまり馴染みがないですよね。
私が知ったのは昨年ですが、今回初めて利用しました。

栃木県内観光が少しでもお得になるように、簡単に紹介します。

・「栃木パスポート」を栃木県内観光施設・飲食店・宿泊施設等「おもてなし施設」(本日現在826箇所の協賛施設)で提示すると、各種割引・プレゼント等の お も て な し が受けられる。
・栃木県内5エリア(日光・那須・県央・県南・県東)を巡って おもてなし施設を利用し必要数のスタンプを集めると、賞品の当たる抽選に応募できる。
・パスポートは ビジター → リピーター → ファン とステージアップでき、ステージが上がるほど賞品が豪華になる。

県内どこでもパスポートを利用できるわけではなく、また、パスポート発行は無料とはいえ、発行所が限られています。事前の下調べが必要な点が少々面倒です。
栃木県外の発行所は、東京スカイツリータウンの栃木県アンテナショップ(とちまるショップ)です。

チラシ等に印刷してあるクーポン券を切り取り、あるいはスマホアプリのクーポン券や会員証を提示することによって何らかの特典・割引が受けられる、というのが多いですが、そういうものがあることすら気付かないことも多いです。
大したことがない特典・割引であっても、そのときに気付かなかったことは少々残念ではありませんか。

栃木パスポートも常に持ち歩き、おもてなし施設のノボリまたはステッカーのある施設を見つけたら利用する、ということにします。
因みに、パスポートということで、利用は所持者本人のみ、一応、有効期限もあります。

山を登り野を走る

ある大会に出た。
街道を走った。ある宿場町で旧友を見かけた。
その旧友は大会に毎年参加しているが、今年は授業があるからいないはずだった。
それとも休憩中か。茶店のアルバイトを楽しんでいるようにも見える。

目の前に現れたのは絶壁。そこを攀じ登るのだ。ルートは真ん中と左側。
私は左側を選んだ。草木をつかみ、足場を確認しながらほぼ垂直に近いところを登る。
途中、落っこちそうになりながら。真ん中の方が良かったのかな。
どうにかこうにか、そこは登り終えることができた。

工事現場にあるようなバリケードを潜り抜け、バシャバシャと小川を渡り、なおも進む。

昔のことを思い出した。小学校の運動会、親子リレー。
我が班には走ってくれそうな親はその場にはおらず、私が駆り出されてしまった。
走るのは苦手なのに。(苦手なのはそれだけじゃないけど)
バトンを受け取って走った、走った。後から追い越される心配がないけど必死に走った。
にも拘わらず、私の前の走者との距離は次第に広がっていった。どんどんドンドン。
出なければよかったよ! … 懐かしい、今になれば笑える昔の話。

ふと気がつくと、いつの間にか下の息子も一緒についてきていた。
一緒にゴールできそう。上の息子はもうゴールしたんだろうか。

さぁ、ゴールだ。テープを切るのではなく…、大きな声で
「とのぉ~、いま つきましたぁ~」

時計を見ると、丑三つ時だった。

行ってみたいと思いませんか、昔と今が混在する支離滅裂の夢の中へ。

なぜかもう一つ

朝起きると、こんなもの(画像はリンク先へ)が置いてあった。そうか、今日は..
でも、そのお返しはしたことがない。「お返しはないよ、もうこれからは要らないよ」といつも言ってるのだ。それなのに毎年こうだ。
正直、あまり感激はない。~いや、少しだけ嬉しい~ 
開封はお任せしている。そして一緒に食べることになる。

f:id:saitoy05:20150214051543j:plain:w240:left← なぜか、もう一つ置いてあった。
私の座る反対側に。
私からのお返しがないから先取りだ。そして、結局、
自分が食べたいからだ~(笑。

この数年間、この時期、本当に嬉しかったこと。

maruyosi.hatenablog.com

maruyosi.hatenablog.com

今だから、過去に遡れば

昨日。朝2時に目が覚めて3時になっても眠れなかったので起きることにした。
熱いコーヒー※を飲みながらブログめぐりを一通り。更新されて間もないものもあった。
結構遅くまで起きてるんだね。こ・・さん、今日も夜更かし?
(※コーヒーは体を冷やす飲み物だ、と最近何かで読んだ。でも、寒いときのコーヒーは美味しい。暑くてもホットの方が美味しい。)
ブログめぐりのあとは前日まで行っていた作業を続行。そして無事終了。

今日。今度は1時に目が覚めた。また眠れないのかな・・・
カミさんが昨日の夕方見ていたテレビドラマ(録画)を思い出した。
車は突っ走る、時計の針は高速で逆回転している。。(面白そうなストーリーである)
私の1年前は.. 今とほとんど変わらないので、5年前は.. う~ん、やっぱりあまり変わらない。それじゃ10年前は.. と遡ってみた。

過去に遡れば今が変わる?変えられる?
自分が歩んできた道。雨が降るとどうしようもない泥んこ道、きれいに舗装された道、途中たくさんあったはずの分岐点、それらをその時点で自分自身が判断し歩んできた道。
過去に遡ってその当時の判断を変えたら.. 別の道を歩んだら.. でも、大きく変わることはないんだろうな、と思う。根本的な性格はそう簡単には変えられないから。
現在を経験した今、過去に遡れば何らかの気付きはあると思う。。
ん? 過去に遡れば今を変えられる? なら、戻ってみたい気もする。

昔、安全週間中、お昼前。入社して数年の私。
暗くて狭い配電盤の中で作業灯を点けながら、ブレーカーの二次側に接続された不要電力ケーブルを一人で外そうとしていた。
ケーブルを留めてある二次側のナットにモンキースパナをかけてグイッ。
!!!しばらく目が見えなくなった。失明するんではないかと思った。
モンキースパナの一部が溶けていた。短絡させたのである。
200Vと低圧ではあるが大電力用のため容量はかなり大きい。ブレーカーは断であるが、一次側にはさらに大容量栓型ヒューズがありそれを外すのを忘れていた。
上司がすっ飛んできて第一声「何やってんだ!!」(「大丈夫か?」ではなかった。)
同僚に聞かれた。「さっき一瞬(照明が)暗くなったけど、何かあった?」「いいや」
あとで気がついたが、右目に違和感、1ミリくらいの粒が出てきた。
心配になって午後は休暇を取り眼科医院へ。「傷が少し付いてるけど、大丈夫だね。」

眼科医院、あるとき目の打撲で診てもらって注射を打つ際、「(管に)空気少し残ってますけど」と言ったら機嫌を損ね、いきなりブスッ!「ここで(注入を)止めればいいんだ!」…ああ、怖かったことまで思い出した。以来、そこへは行っていない。
f:id:saitoy05:20150121064618g:plain ちょっとしたミス・出来事で、その後の人生が狂うこともある。

今週のお題「今だから言えること」

ロコモ って何?

今ではしょっちゅう耳にするようになったメタボ、メタボリックシンドローム 内臓脂肪症候群、中高年40~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボまたはその予備群だそうです。
メタボとして診断される条件に、へそ周り○cm以上というものがありますが、身長も考慮しなきゃダメじゃないの、と思いながら健康診断を受けていました。

さて、タイトルのロコモ、これから注目を浴びるようになるそうです。
私は、ロコモと言えばロコモーション、蒸気機関車の名前を思い浮かべます。
f:id:saitoy05:20141201125333g:plain:left 蒸気を出し煙を吐きながら、シュッシュッポッポッと走ります。
 大きな動輪に力強さを感じます。

つい最近知ったロコモ、それは蒸気機関車SL(Steam Locomotive)のことではなく、メタボ以上に重要視されるかもしれない ロコモティブシンドローム 運動器症候群、運動器障害により要介護になるリスクの高い状態のことです。

詳しく知りたい方は、次のサイトが参考になるかと思います。

locomo-joa.jp

ロコモパンフレット2014年度版

要支援・要介護に至る要因は、意識(イメージ)では認知症が第1位ですが、実態では 第1位は運動器障害(22.9%)、次いで脳血管疾患21.5%、認知症15.3%だそうです。

平均寿命は昨年、男性も80歳を超えて80.21歳、女性は86.61歳になりました。
一方、要介護や寝たきり状態になることなく日常生活を送れる健康寿命は、男性71.19歳、女性74.21歳です。
平均寿命と健康寿命の差は、男性で9.02年、女性は12.4年もあります。
平均寿命より健康寿命に注目して健康寿命を延ばさなくてはなりません。

「ロコモ予防で健康長寿!」を受講し、普段から少しでも体を動かさなければ、と痛感した次第です。