時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

朝を迎えて

茨城県南部を震源とする地震は比較的多く、震度3程度までなら「あ、またか」と言って済ませているが、今回の真夜中の地震には驚かされた。
M5.1と推定され、我が街の震度は久々に4であった。

揺れ始めを感じさせる音で目が覚めた。
地震か?」と天井を眺めていると、いきなりギシシッと大きな音を立てて壁が一瞬揺れた。動いたのが見えた。
あまりにも大きな音と揺れで「あ、これはダメかも…」。
でも、揺れはすぐに収まってくれた。

実は前夜にも、ガササーッという大きな音で目を覚ました。
「何だろう、屋根?天井裏?、隕石か何かが落ちてきた?」
そのガササーッ音の後は静かだったので起き上がることはせず眠ることにした。
でも、眠ろうとしてもなかなか寝付けない。何だったんだろう。

寝返りを打ったらまたガサガサと音が。
部屋の中!と慌てて起きたら…、そこにはアライグマがいた。
ということはなく、部屋の隅に天井から吊るしていた長さ70cmくらいのプラケース(その中にはカミさんが大事にしてきたものが入っている)の吊り糸が切れて落ちたのだった。
一度目のガササーッは壁を擦りながら落ちた音。二度目のガサガサは私が寝返りを打とうとして掛け布団の上に乗っかっていたプラケースが壁を擦った音。
そう言えば、もう何年も前にも一度落ちたことがあったんだ。
吊るす糸をタコ糸からもっと丈夫な紐に取り替えた。

二夜連続の大きな音に驚かされたが、幸いにも大きな被害はなかった。
震度5以上ならはっきりと目に見える被害が予想される。
身体も建物も疲れてきている。でも、

朝を迎えられたことにありがとう。そして、今日も一日よろしく。

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