時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

春の引越し

不要不急の外出は控えよと言われてから、いやでもカミさんと顔を突き合わせて一緒にいる時間が長くなった。そうなる前であっても、冬に入るとどうしても一緒の時間が長くなる。寒いからね、暖かい方がいいから。

感染は拡大の一方であるが、どこへも出かけないでいるうちにもう4月、暖かな日が多くなった。
そこで、私は引っ越すことにした。これで自分一人の時間を作ることができる。数ヶ月ぶり。

まずは部屋の掃除。普段使っていなくても埃が目立つ。ほとんど掃除をしなかったから。机の上もササッときれいにしてノートパソコンを置いた。
春の引っ越しならぬ、パソコンの常置場所の変更。さぁ、これでいつでもパソコンに触れるぞ。

冬場の寒いときはパソコンを茶の間に持ち込みっぱなし、食事等のたびに片付ける、そんなことをしていたが、これからは必要ない。

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一応書いておくが、カミさんと一緒にいる時間が長くなったにもかかわらず、二人の不穏な雰囲気は少なくなっていた。これまではしょっちゅうだったのに。
共通の話題・心配・怖さのためである。どちらかが感染したらもう片方も感染する、最後のお別れができないかもしれない、お互い覚悟を決めよう、そう一致したのである。

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