時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

「ラジオ深夜便」を読む

普段自らはテレビをつけない、ラジオも聞かない。読書ももう何年間もしていない。朝、新聞にざっと目を通すだけである。

ある日の朝刊、たまた広告が目に入った。月刊誌「ラジオ深夜便」。
そういえば十数年前、仕事の関係でNHKラジオ第1を聞くことがあって、そのときに「ラジオ深夜便」の放送を知ったのであった。

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パソコンよりは読書の方がいいのではないか、と思いつつ、なかなか読書に踏み切れなかった最近、それではその月刊誌を読んでみよう、と1年間の購読手続きをとった。
ラジオ深夜便」の放送が始まる前よりもかなり早く眠りにつき、放送が終わった頃に目が覚めるというダラケタ毎日を送っている。だからその放送を聴こうとしてもつらい。放送を聴く代わりに少しでも文字を読んでみよう、ということである。

その月刊誌が届いた。過去に放送された内容のダイジェスト版と思えばいい。

「8月の誕生日の花と花ことば図鑑」のページには「1日 アサガオ 愛情の絆」とあった。
今年初めて鉢でアサガオを育ててはいるが、今の私には愛情・絆ともにちょっと遠い言葉のようである。
「放送ベストセレクション」の一つに萩本欽一さんの「優しいうそつき母ちゃん」があった。母ちゃんに叩かれたのは人生で二回だけ、教えとして言っていたことの半分がうそだった… 母ちゃんを語る欽ちゃんのインタビューを放送で聴いているような感じで月刊誌の文字を追っていた。

すでに8月号はほとんど読み終えてしまったが、これから毎月雑誌が届くのが楽しみである。