時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

最大のうわごと

結婚して以来の最大の大きさでうわごとを言っていたらしい。
もちろん、何を言っているかは分からない。
とにかく、大きな声だった、深夜だから隣家にまで聞こえたんじゃないか、と。
初めてだ、一晩中続くので、どうにかなったんじゃないか、と。

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一方、私はそんなこととは知らずに、何やら夢を見ていたような気がする。
今となってはうまく説明できないが、物事・事象を3つにあてはめようとしていた。
3つの線。例えば、先日歩いた稜線、峠で交差する線、そしてもう1つの線。
咳をするにしても3種類ある。今のこの咳は…、さっきのは…、苦しみの度合いも違う、と。
ことあるごとに3つにこじつけようとしていた。
時々、自分の咳やうわごとでハッと目が覚め、汗びっしょりになってるのに気が付き、これで治ってくれればいいが、と思いつつ眠りにつき、また、うわごとを言っていたのであろう。

夜中には何度にまで上がったんだろうか。起きてから検温すると幸いにも37度台であった。

灯油缶を運ぶ時にカーマットにこぼしてしまった。
コーヒーカップをセットせずにスイッチを入れ、ひどいことになってしまった。
二人が全快するまでに、あともう1つ、何かあるのだろうか。

カミさんがポツリと言った。「老老介護は大変だろうね」
今回は二人の風邪くらいで済んだものの、老老介護が現実になったら、、。
もう11月が終わる。寂しいねえ。