あちこちで数名ずつ、総勢31名の客を乗せた大型観光バスが丸沼温泉に着いたのが11時半近く、お弁当昼食後トイレ休憩もそこそこに、ガイドさん先頭に「丸沼自然遊歩道」(丸沼・大尻沼の西側)を歩き始めたのは12時でした。
遊歩道を1列になって歩きます。狭いです。崖が多いです。よそ見していて躓いたり、うっかり沼側に足を滑らせたりすると、そのまま沼にドボン、という個所もありました。反対側から歩いてくる人とすれ違う時は立ち止まって山側で待っている.. お互いに気を使います。
歩きながら写真を撮るのは危険です。写真を撮ってると後ろに続く人が進めないときもありますが仕方ありません。
紅葉は今が見ごろ!、を数日間過ぎたような感じでした。
沼沿いに歩いたり、上ったり下りたり、景色は丸沼から大尻沼に変わりました。
丸沼堰堤(ダム)(国の重要文化財)
離れた位置から眺めると
この遊歩道は牧水古道とも言うそうです。
カツラ(落葉高木)の脇を通ります。
ガイドさんが時々立ち止まって説明をしてくれます。
でも、列が長いので、後ろの方にいると聞き取れないこともありました。
遠くには白根山が見えました。
丸沼・大尻沼は、白根山噴火の溶岩流が川を堰き止めて出来た堰止湖です。
1時間45分の遊歩道散策を終えました。今度は白根山を目指します。
ロープウェイは全長2500m、長いです。
白根山が見えてきました。15分間の空中散歩は終わり、もうすぐ山頂駅です。
着きました。天気はいいです。
私が洗車すると高確率で数日以内に雨が降りますが、出掛けるときは天気がいい(良くなる)ことが多いです。
(日光)白根山を眺めます。登りません。眺めるだけです。(標高2578m、関東以北の最高峰)
山頂駅には展望台を兼ねた「天空の足湯」があります。
足湯で散策の疲れを取る組とガイドさんと散策する組に分かれましたが、足湯組はわずかでした。
眺望の良くなったところで撮影です。
これだけじゃつまらないということで、さらなる散策組と頂上駅戻り組とに分かれました。
今度は結構な下りです。途中で出会った人からは「行かない方がいいよ、帰りが大変だよ」と。
霜柱が解けずに残っている道を半数の者が下りました。
でも、ここからの眺めはちょっと物足りない感じでした。
こうして、標高2000mでの45分間自由散策も終わり、ロープウェイ山麓駅まで戻りました。
小休憩後、帰途についたのは16時を過ぎていました。
バスの乗車場所は7か所、乗客を乗せるために2時間近く走り回り、私は2番目の場所から06:50乗車。
快晴の日曜日だったこともあり帰りは渋滞が少し、降車場所に着いたのが20:45。
結局往復約9時間バスに揺られていたのでした。