時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

金山ハイキング

今週のお題「紅葉」

昨日の夜明け前に、久々に他の方のブログをちょっと読んだのですがその一つ、こみちさんの「紅葉便り-金福寺その1-(追記あり) - 風の小径」に「お昼から用事があったにもかかわらず、紅葉パワーで午前中に出かけてしまった」とありました。
そのパワーに触発されて、急遽昨日朝、車で1時間ちょっとの太田市・金山ハイキングに出掛けました。
お城巡りが趣味の元会社同僚が金山城跡を訪れたのを知って、そのうち私も行こうと決めていたひとり金山ハイキングは、実は一昨日予定していたのです。でも、他の予定が入り、来年でいいや、と中止したのでした。
それが何と、その翌日に出掛けることになるとは、恐るべし はてなパワー。
okkoさんの数日前の記事「■リセットさん登場 - ひぐらしPCに向かいて」のこともあり、気分転換・リセットと紅葉狩りのためです。押したのは「リセットボタン」ではなく「シャッターボタン」でしたが。

大光院北側駐車場に車を停めました。
今年の5月に史跡金山城跡ガイダンス施設に立寄っていただいた金山ハイキングガイド(マップ)を手に 09:40、登り始めました。西山コース、大光院金山城跡 歴史浪漫歩き4.4km,約82分とあります。
これまでの紅葉狩りとは違って、私にはちょっとした山登りになります。平坦な道を歩くのは何ともないのですが、段差のある所の昇り降りは運動不足にとっては結構きついです。
と言ってられません。(杖を持っているけど)おじさん・おばさんだって、小さな子どもだって登るんですから。

ふうふうしながら、やっと展望台に着きました。いい汗かきました。現在地、左下です。

展望台からは関東平野を一望できます。夜景が素敵だそうです。
登る途中や展望台で何枚か撮ったのですがカメラの調子が悪かったので..ということにして先へ。

途中ちょっとコースを外れて西矢倉台西堀切を下ると、桟道がありました。
山の斜面に丸太で組んだ道です。立入禁止でした。

この先は危険ですから引き返して先へ進みます。
虎口です。直接見通せなくなってる出入り口ですね。

さらに進んで、

金山城の周囲を見渡せる物見台に着きました。またしてもカメラの調子が悪かった.. ということにして写真は省略、先へ進みます。

城へのメインの入り口となる大手虎口の脇にある、径7x7.5mの月ノ池です。

大手虎口の写真ですが、そこを通らなかったので撮り忘れました。

南曲輪に回ったら、富士山がかすかに見えました。

R50を走ってるときは富士山がよく見えていたのですが、11時じゃダメですね。
これからの時期、朝早くて天気良ければもっとよく見えると思います。東京スカイツリーも見えるそうです。南曲輪は、国土交通省選定の関東富士見百景の一つです。

金山城天守閣のない中世末の山城であり、新田一族の岩松家純によって築城されました。
国指定史跡、日本城郭協会選定の日本百名城の一つです。また、戦国期関東七名城の一つでもあります。

金山城跡地形模型です。

径15x16.5mの日ノ池です。儀式が行われたと思われる神聖な池だそうです。

新田神社は、「いざ鎌倉」で有名な新田義貞を祀るため明治8年金山城本丸跡に建てられました。
境内にある、樹高17m、目通り周6.8m、樹齢800年ともいわれる大ケヤキです。


新田神社です。

紅葉狩りを忘れていました。
新田神社へ向かう途中のモミジが一番きれいでした。カメラの調子が悪かったので、その美しさ・綺麗さを伝えられないのが残念です。
(と、何回もカメラのせいにしてはいけませんね。未だに撮影術は上達しません。)

11:40、金山城跡、新田神社をあとにしました。

途中、東山コース(親水公園周遊健脚自慢歩き6.8km約104分)から山頂への橋となる、地上13mの御城橋まで行ってみました。
そこからは引き返して、史跡金山城跡ガイダンス施設に立ち寄って..
その施設は写真を撮り忘れたのですが(ほんと)、城壁をイメージしたんでしょうか、ちょっと変わった、でも素敵な建物です。
館内には今回も観光客はほとんどおらず、施設が寂しがってるなあ、と。休館は月曜日です。

金龍寺を背にして見下ろします。金龍寺には歴代城主の五輪塔新田義貞の供養塔があります。

紅葉を見上げます。

最後は、子育て呑龍さまとして知られる大光院に戻りました。

13:00、ハイキング終了。3時間20分でした。
私はお城巡り回数はまだ少なく知識も足りませんが、お城好きならもっと時間をかけてもいいかと思います。

(106百歩)