時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

あなたの一声で !?

昔々のことです。父の趣味の一つに カメラ・写真 がありました。私も時々借りていたのがPetri35です。
あるとき父は新しいカメラを買いました。その真新しいカメラ、時々眺めてニコッとしていたのがキヤノンFXです。
大事な大事な宝物、そう簡単には貸してはくれませんよね。でも、Petri35よりはキヤノンFXの方がいろいろと楽しめそうだったんです。
いじってみたいような顔をいつもしていたんでしょう、数年後に私はニコマートFTNを買ってもらいました。

社会人となってからもしばらくそれを使い、そしてニコンFEを入手し、室内や屋外の撮影会に出掛けるようになりました。
モデルがああだこうだとか、アングルが場所がどうのこうのとか、写らないように苦労しただとか、撮影会後のスライド映写・反省会は盛り上がりました。
土日には会社の暗室を借りてカラープリントしたこともありました。
その頃が一番楽しかった独身時代ですね。
(こう書いてきて、何だか以前にも同じような記事を...という気もしますが、ご容赦下さい。年取ると、、繰り返すんです。)

結婚してからは撮影会に出掛けることがなくなり、やがて写真を撮ること自体が少なくなって一眼レフ関連機材全てを手離し、手軽・コンパクトなカメラを使うようになりました。
デジカメはオリンパスC-960ZOOMを経て、今はリコーのR8です。

最近、ある写真同好会のツアーにそのコンデジを持って参加しました。
当然のごとく、もっといいカメラが欲しくなりました。(いや、以前から欲しかったんです)
息子からは ソニーDSC-RX100、いいだろう、と見せつけられました。その後継のRX100IIが気になります。
やっぱり一眼だろ、でも、交換レンズまで揃えるとなると重いし.. 高級デジカメでいいや、DSC-RX10はどうだ、となります。オリンパスのSTYLUS1も気になります。
しかしながら、そういう撮影ツアーにはいつも参加するわけではないし、撮影主体ではないちょっとした旅行にはコンパクトなものがいいし、それに大事な点としてもう贅沢できる身分じゃないわけだし、悩むところ大きいのです。
あなたの一声で私も決心できます。今のR8を使い続けなさい、と。。。エッ!?