時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

違いの分かるコーヒー

昨日から降り続いた雨は先ほどやっと止んでくれました。
今週末はさらに荒れる予報が出てますけど、雨は夜中に適度に降って欲しい、と願うのは大自然に対しては無駄なことでしょうか。
強い風雨の中に出掛けるのは大変ですから。

どこへも出掛けなくても、お腹は空くし何かが飲みたくなります。
3時。コーヒーを入れました。といっても、手軽にドリップバッグです。
カップ2杯、一つをカミさんに差し出し、
「それはブルーマウンテンブレンド、では、こちらは何でしょう?」
「ん、美味しい」(自分で入れるんじゃなく、入れてもらう方がなぜか美味しいです)
「それでは、こちらは?」ともう一つのカップを差し出すと、
「あ、さっきの方が美味しい。これは... なんかやっぱり違う」
違いが分かるようです... ??
カップは形、大きさが違います。でも、ドリップバッグなので入れ方は同じです。
2つ目の方がほんの少し量が多くなったかな、という程度の違いです。
違いが分かるようなことを言ってましたが、実はそのどちらも同じものだったのです。
カップの形や大きさなどの見た目、先入観で、同じものでも感じる味が変わってくる
一例でした。

二人で初めて飲んだブルーマウンテン、それはホントに美味しかったですね。
カップは小さくて少ししか入ってないのに、値段はブレンドの倍以上。
だいぶ昔のことを思い出しました。もうその喫茶店はありません。