五 差 路

五叉路に差し掛かったとき信号・標識がなかったら通行にちょっと戸惑いませんか。あっちこっちからいろんな人が出会う交差点、どちらに進むのかよく分からない五叉路、そういう迷いを感じながら始めたブログ "五差路" です。

Puppy on VAIO C1

VAIO C1 (PCG-C1VR/BP) における Puppy 3.00 日本語版 (puppy-300-JP-IME) の試行錯誤記録です。

 


1. VAIO C1 の構成

CPU Crusoe TM5400 600MHz, SDRAM 128MB, Video ATI Rage Mobility-P/M 8MB, LCD 8.9型 1024x480, Sound YMF754, HD 9.5GB, CD-ROM PCGA-CD51(PCMCIA); Wireless WLI-PCM-L11GP(PCMCIA)

Debian GNU/Linux 4.0 (etch) がインストール済みです。

 /dev/hda1 swap

 /dev/hda2 reiserfs /

 /dev/hda3 reiserfs /home

2. Puppy Linux CD 起動

パピーリナックス日本語版のサイトから CD イメージ puppy-300-JP-IME.iso をダウンロードし、CD-R(W) に焼きます。

その CD から起動し、boot プロンプトでは次のように入力します。(日本語キーボードの場合、この時点では = の記号は ~^へ のキー位置です)

 boot: puppy ide1=0x180,0x386

しかし、次のメッセージ後、以後の処理に進んでくれないようです。

 Detecting keyboard: ps/2 Mouse: ps/2   done

コーヒータイム!飲み終わっても次の処理に進んでるようには見えませんので、puppy3.00 の 1CD による起動は諦めます。

(なお、puppy-2.16.1-JP の場合はその後の処理も正常に行われ、無事起動完了、「ワンワン」と鳴きます。)

3. Puppy Linux HD 起動

Debian を立ち上げて、/home (/dev/hda3) に puppy300 ディレクトリを作成します。

Puppy の起動に必要な次のファイルを CD から /home/puppy300 にコピー保存します。

 vmlinuz, initrd.gz, pup_300.sfs, zdrv_300.sfs

以下の内容を /boot/grub/menu.lst に追記します。

title         Puppy Linux 3.00J

rootnoverify (hd0,2)

kernel /puppy300/vmlinuz pmedia=idehd psubdir=puppy300

initrd /puppy300/initrd.gz

Debian をシャットダウンします。

パソコンを起動し、GRUB 画面で Puppy を選択します。

1CD からの起動と同様に処理を進めます。

Puppy Video Wizard では Xorg / LCD Panel 1024x768 / 1024x768x16 を選択します。

起動が無事完了し、「ワンワン」。

この時点では /dev/hda3 は /initrd/mnt/dev_ro2 としてマウントされ、/dev/hda1 は Swap です。

1024x768 を選択しましたが 1024x480 で立ち上がっています。念のためコマンド xvidtune で確認すると、

 Resolution:1024x480 (1024 1048 1184 1344 480 489 495 525)

 Pixel Clock:42.41MHz, Horizontal freq:31.55kHz, Refresh freq:60.10Hz

デスクトップ画面左下の「接続」と右下の「ゴミ箱」アイコンがそれぞれ、「プレーヤ」「解凍」アイコンと重なっています。適宜、移動します。

/etc/X11/xorg.conf の Screen/Display/Modes "1024x768" を "1024x480" に修正します。

# uname -a

Linux puppypc 2.6.21.7 #1 Sun Sep 9 02:29:54 GMT-8 2007 i686 Transmeta(tm) Crusoe(tm) Processor TM5400 GenuineTMx86 GNU/Linux

# date

Sat Oct 13 12:54:59 GMT-8 2007

# hwclock

Sat 13 Oct 2007 12:57:05 PM GMT-8 -0.306542 seconds

Menu / Desktop / Set timezone で(あるいはデスクトップ上の setup アイコン/Puppy Setup から)修正します。

Puppy timezone selector では GMT+8 (Perth,Singapore,Hongkong) になってますね? Japan を選択します。

# date

Sat Oct 13 13:04:26 JST 2007

# hwclock

Sat 13 Oct 2007 01:05:35 PM JST -0.786801 seconds

Menu / Desktop / Chooselocale country localisation を(あるいはデスクトップ上の setup アイコンから)修正します。

LOCAL をクリック、ja_JP.UTF-8 を選択します。そして OKAY。X が再起動します。「ワンワン」

その他、必要に応じて設定変更を行います。

Menu / Setup / Puppy universal Installer により、改めて /dev/hda3 (reiserfs) へのインストール処理を行う必要はありませんが、次のコマンドを実行しておきます。

# touch /initrd/mnt/dev_ro2/puppy300/IDEHD

Menu / Shutdown / Reboot(または Power-off)computer により Puppy を再起動(または終了)します。

SAVE TO A FILE / user 名を入力 / NORMAL (no encryp.)(または Light encrypted)/ 512MB を選択します。

pup_save-user.2fs (ext2) が /dev/hda3 内に作成されます。

次回起動時には、このファイルが参照されます。

また、/dev/hda3 は /mnt/home (/initrd/mnt/dev_save) としてマウントされるようになります。

PCMCIA Wireless WLI-PCM-L11GP は Puppy を起動する前にスロットに挿入しておけば、起動完了時点で使えるようになっています。適宜、WEP 等を設定します。

PC 電源オンから Puppy X 起動完了まで約 1分40秒です。

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