時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

名で呼ぶ

ある日、誰かがインタホンを鳴らした。カミさんは不在、仕方なく私が対応した。
「○○です」と姓を名乗られたけれど「えっ、○○さん??」
(知らないなぁ、また、宗教・選挙・押し売りの類か)と一瞬思った。
「(携帯に)電話したんですが奥さん出られなかったので…」と言われて、んん??。
姓の○○、それから思い浮かんだ名前を言ってみた。「△△さん??・・ですか」
ピンポ~ン、カミさんの友達がお土産を持ってきてくれたのだった。

しばらく経って帰ってきたカミさんに「○○という人がお土産を持ってきてくれた」と話したところ、「あ、親友の△△ちゃんだ、お礼の電話しておく。」
そのお礼の電話では、○○さんは嬉しがっていたとのこと。すぐ名前を言ってもらえて嬉しかった、旦那さんに必ず伝えて欲しい、と。

カミさんの多くの友達の顔はよく覚えていないけれど、姓名は大体知っている。なぜか。パソコンによる年賀状印刷はこれまで私が担当していたから。(今年から年賀状廃止)

そうだよな、もう何年も会っていないのに名前を憶えていてくれる。私も名で呼ばれたら…、ぐふぐふ、嬉しくなるよなぁ。
よ、よ、よし、久々に友達に会ったら、姓ではなく名で呼んでみよう。むふむふ…

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