時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

一人、旅

「ただいま」と言ってもその返事はない。
「誰もいるわけないよな」とつぶやき、さて、何しようかな。
時間はたっぷりあるはずなんだけど、いつもと違う生活。
やるべきことがないわけではない。何から手をつけていけばいいのやら。

身体を鍛えても優しくはなれないかもしれないけれど、優しい人であり続けるためには、基礎体力が必要なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

確かにそうだと思う。
体力が落ちれば心にも余裕がなくなる。つい、荒げた言動になったりもする。
それは分かっているんだけど、受ける側としては・・
・・と勝手なことを言っているが、私自身、以前は相当荒げた言動をしたこともあった。
年をとって少しは丸くなった(と思う)。今になってはもう遅いけど、反省。

独り身はいいなぁ、一人旅ができて、と思ったこともあったけど、いざ一人になってみると・・今ではやっぱり寂しいね。
そうだよ、道南旅行のとき、列車1両にたった1人というのが結構長い時間続いて、それ以降、それまで好きだった一人旅は止めたんだろうよ。

一人旅もいいけど二人旅もいい。家族の旅行もいい、グループ旅行もいい。
旅のできるときに旅をしておこう。そして楽しい思い出をたくさん作っておこう。体力のあるうちに。
子は親元を離れて二人となり、そしていつかは一人となる。