時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

卒業

昨日、四十数年ぶりに「卒業」という式に参加した。
卒業はこれまでに何回か経験している。卒業しようとしても呼び戻され、もう一度卒業を心掛けてもまた呼び出され、数回繰り返した末にやっと卒業できた..禁煙。

今回はそれではなく、一応、学びの場であった。
試験はなかったけれど抽選はあった。
申込み20名、当選は抽選に参加した者のみ有効で15名、当日の抽選参加は18名、つまり、普段のくじ運が悪い私でも当選しそうな確率。
とは言いながら、高倍率の抽選に昨年も外れて今年やっとだよ、と言う者もおり、私は運が良かったのだ。

「くじ運」https://maruyosi.hatenablog.com/entry/2013/06/05/174445

他学年に比べて平均年齢が高く入学時点で年長70から年少は私よりちょっと若いだけの者まで、また、出身も青森から鹿児島までの、昔はお嬢さんお兄さん今は素敵なおば(ぁ)さんおじ(ぃ)さん(私を除く)15名であった。
学歴職歴関係なしだが経験豊かな人生の先輩、優しいお姉さんお兄さん方であり、楽しく付き合わせていただいた。
それにしても皆さん、いろんな趣味特技をお持ちであった。何も持たぬ私は場違いの学びの場へ足を踏み入れてしまった、と少々反省した次第である。

我々の一年後輩を最後に、評判の良かった(と私は思うが)その学びの場は閉じることになった。全7期、ちょっと寂しい感じがする。

今回の卒業で終わらず新たな学びの場を求める者、趣味やボランティアに励む者、人それぞれ生き方は違うが、一緒に学んだ仲間としての付き合いはこれからも続く。
私? 私は「時悠生活」。そして次は人生の卒業式。いつになるかなぁ。

3年間、実に早かった。

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今週のお題「卒業」)