時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

夢をもう一度

夢、いろんな夢がある。
小さな夢、大きな夢、現実離れした夢、喜怒哀楽いっぱいの夢々…。
子どものころ思い描いた夢、社会人となり現実を知った上での夢、退職してからの夢々…。
実現できた夢、できなかった夢。いつの間にか忘れてしまった夢。
老若男女問わず誰しもが何度となくみる夢、その夢が実現できたらどんなにいいことだろう。
しかし、現実は夢と異なることが多い。だからこそ、それは、夢なんだ。

一緒に学んだのは中学時代のわずか半年間、ともすれば寂しくなりがちな、よそ者と言われそうな転校生、そんなことに関係なく仲良く接してくれた友達。
そして、数十年ぶりの思わぬ再会。
腰痛がひどく仕事を休まなければならない。生活には余裕がない。
そういう状態であっても、到底一人では歩くことのできないほど弱ってしまった友達を親身になって…。
同級生だったからという理由だけではそこまでできない。数十年経てもなお、真の友人であり、信頼があったからこそである。

我々は、お互い環境は異なっても、今を生きている。そして、今見る夢は…。
昔に戻りたい?
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原作は読んでいない。55歳、定年などの言葉を自分の環境に結び付けず、単なるド
ラマとしてみればいいのではないか。最終回 5「空を飛ぶ夢をもう一度」は一番良
かったと思う。55歳からのハローライフ