時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

城を遠くに眺め橋を渡る

実家の近くには国道104号が走っています。そして、国道4号に接続しています。
どちらにも 4 が入りイメージは悪そうですが、日本橋と青森を結ぶ国道4号は総距離740kmを超え全国1位です。高速道が完成するまでは車での帰省に利用していました。
以前は一級国道(番号が1桁・2桁)と二級国道(3桁)に分けられていたのですが、今は一般国道に統一され新設国道は3桁になるようですね。一般国道に対するものが高速自動車国道です。

ふと道路標識を見ると国道2号とあります。
そうか、今走っているのが大阪で1号から接続した2号、このまま進めば北九州で3号に接続し鹿児島まで行くのか。暇があれば(ありそうで、実はない?)金銭に余裕があれば(ない!)長距離ドライブもいいな、と思いながらバスの中で揺られているのでした。

ウトウトしてきた頃に錦帯橋に着きました。
日本三名橋や三奇橋に数えられたり名勝に指定されています。さくら名所100選にも選定されているようで、花見の頃には吉香公園と共に混むんでしょうね。


訪れたときは3連休が終わり紅葉にも早く、のんびりと歩くことが出来ました。
遠くの山上に岩国城を眺めながらアーチ橋を渡り、転けそうになりました。


バスを利用したツアーでは、走っているときは眠っていてもいいし、目的地に着いて駐車場が混雑していてもマイカーに比べて駐車しやすいですね。個人ではなかなか行けそうにない所へも連れて行ってもらえることもあります。
ただ、自分の好きなように見学時間を調整することが出来ず、食事時間も決まっています。
今回は、昼食時間まで1時間、昼食を終えてから出発するまで1時間弱でした。
時間がたっぷりあればのんびりと散策し、ロープウェイで岩国城まで登りたかったんですが、ん〜ん、中途半端な時間割でした。昼食後は皆んな時間を持て余し、予定より早めの出発となりました。
来た道を途中まで戻り、三次ワイナリーやお菓子の寿城に立ち寄り、宍道湖を眺めながら、大山温泉に向かったのでした。

この日は、平和の時計塔の8時15分のチャイムで黙祷し、広島平和記念資料館で原爆・戦争の悲惨さを目にし、資源のためであってもやはり原発は止めたほうがいい、と改めて思いました。